主
どうも!主です
主
ここまで読んでくださってありがとうございます🥰🙏
主
前のアカウントでBADENDとHappyENDどっちにするかと皆さんに聞いたところ両方となりましたので両方あげます
主
一応お知らせしておきます!
主
ではどうぞ!
ドアを開けた瞬間目に飛び込んできた光景は片手に薬らしきものを握り 倒れている赤だった
桃
赤っ!!
桃
あっつ!
赤の体に触れた時とても熱く、熱が出ていることは確かだった
桃
救急車呼ばないとっ
プルルル
桃
もしもし!
すみません、救急車を1台お願いします
すみません、救急車を1台お願いします
桃
弟が倒れて
桃
桃
持病…?
わからないです
わからないです
桃
でも、手に薬を握ってます
桃
はい、お願いします
赤の顔を見れば熱で赤くなっており目のしたには涙のあとがあった 苦しそうに呼吸をしている赤を見て 胸が苦しくなった
赤
…っ
桃
赤!
桃
分かるかっ?
赤
…
赤は肩を上下に揺らし苦しそうに呼吸をしていた 目を開けるのもやっとなのか喋らずに ゆっくり頷いた
桃
もう少しで救急車来るからな
ピーンポーン
桃
ちょっと待ってな
ガチャ
救急隊員
すみません!患者さんはどちらに?
桃
上の部屋に
桃
こっちです
救急隊員
はい!
救急隊員
行くぞ!
桃
赤!
赤
…んっ
救急隊員
赤さん、分かりますかー
救急隊員です
救急隊員です
赤
コクッ
救急隊員
どこが痛いか言えますか?
赤
あ…たまっ…ケホッ
赤
ゴホッ…ヴ…ゲホッゴホ…ゴホッ…
桃
赤!しっかりな!
赤
…む…ゴホッ…ねもっ…ゲホッゴホ…
救急隊員
わかりました、
急いで運ぶぞ!
急いで運ぶぞ!
救急隊員
動きます
救急隊員
お兄さん、❤️さんは今危険な状態です。意識を飛ばさないように声をかけ続けてあげてください
桃
…っ
わかりました!
わかりました!
桃
お願いします
赤
んっ…ゴホッ...ヴ...ゲホッゴホッゴホッ...
桃
赤!頑張れ!
桃はずっと顔を歪めながら咳をし苦しんでいる赤の手をずっと握り声をかけ続けた
それから数分後病院に着いたが、 その頃には赤の意識は無かった
ストレッチャーに乗せられた赤は ぐったりとし意識が戻らなかった
救急隊員の人も声をかけてくれていたが赤は意識を取り戻せなかった
でも赤は意識を失う前に言った 『桃にぃ…ごめッ…ケホッ…んっ…』と
医者の行動で赤がどれだけ危ない状況なのかがわかる…
医師
赤さ〜ん、分かりますか?
看護師
先生!心拍が下がってます!
医師
まずい!
赤さーん!頑張ってくださいねー
あと少しですよー!!
赤さーん!頑張ってくださいねー
あと少しですよー!!
桃
赤!!もう少しだ!
頑張ってくれ!
頑張ってくれ!
俺も着いていきながら声をかけた時、後ろから呼ぶ声が聞こえた
紫
桃くん!?
桃
紫ーくん…?
紫
どうしたの…?
桃
家に帰って赤見たら部屋で倒れてた
紫
…っ!
桃
何も…知らないの…?
紫
ごめん…
桃
黄は大丈夫なの?
紫
うん、今は落ち着いた
桃
そっか…
会話が途切れ2人は無言だったがその空間を破るように看護師が声をかけてきた
看護師
あの、赤さんのご家族の方であっていますか?
桃
はい…先生、赤は…?
看護師
今は落ち着いています
持病の心臓病の発作と高熱が原因かと思います
持病の心臓病の発作と高熱が原因かと思います
紫
心臓病…?
桃
心臓病って…持病…?
看護師
ご存知ないのですか?
看護師
赤さんはお体が弱い、いわゆる病弱体質で持病は心臓病と喘息をお持ちですが…
桃
そんな…
紫
…うそっ
看護師
残念ですが…事実です…
紫
桃くん、もう帰ってきてると思うから青くんと橙くんに連絡してくる…
桃
わかった
赤の病室にいるから…
赤の病室にいるから…
紫
わかった…