「不幸の数だけそれに釣り合う幸せがきっと来るわ」
母に教えられたその話。
オレは何を頼りにすればいいか分からなかった。
だからそれに…縋るしかなかった。
それでも不幸なのは変わらないまま、ずっと救われないまま。
辛くても必死に頑張ったら…いつかはオレにも…
そう考えながら、今日は学校に来た。
入学して3日目くらいからすぐサボって、
まともに行かず週に2、3回くらい。
だからクラスにも馴染めていないし、それに…
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こういうことも何度もある。
だから誰かに聞きたいのだが…楽しそうに話しているところを邪魔するのは良くないだろう。
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名前、オレは知らないのに…覚えていてくれたらしい。
話したことすらないのに…
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よかった、彼がいてくれて…
全く初対面でよく分からない人だが…優しい人のようだ。
茶髪のその人はみんなの人気者のようだった。
フレンドリーで、明るい…俺と正反対だった。
案内された席へ着くと、その茶髪の彼はオレの隣の席へ座った。
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そう言って笑顔でオレの手を握るうり。
なにか…分からないが…守りたいと思えた。
これが…母さんの言っていたものなのなら────。
ありがとう…母さん。
見つけたよ、オレ、守るべきものを。
幸せを─────。
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ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
コメント
8件
ヒロ君うりさんに一目惚れか?
ヒロウリ良いね!!
続き楽しみに待ってるね!(*^-^*)