コメント
6件
曲は、和田たけあきさんの「わたしのR」
私は、親にテラー投稿してんのバレた❗
僕が屋上で靴を脱ぎかけた時にニット帽を被った先客に、声をかけてしまった。
鬱先生
シャオロン
口から自然と出た。本当は、どうでもよかった。
先を越されるのがなんとなく、癪だった。
シャオロンと言った男は、語り出す。
どっかで、聞いたようなこと。
シャオロン
シャオロン
シャオロン
鬱先生
シャオロン
鬱先生
鬱先生
鬱先生
シャオロン
シャオロン
ってニット帽が特徴的なシャオロンは、消えてった。
鬱先生
と靴を脱ぎかけたら、そこに背が小さい男
鬱先生
ロボロ
また、声をかけてしまった。
ロボロという男は、語り出す。
クラスの孤独を
ロボロ
ロボロ
ロボロ
鬱先生
ロボロ
鬱先生
鬱先生
鬱先生
ロボロ
ロボロ
と言って、背の低いロボロは消えてった。
そうやって何人かに声をかけて、追い返して
鬱先生
初めて見つけたんや
似たような悩みの人
何人目かに会ったんだ
水色のカーディガンの子
鬱先生
コネシマという男は、語り出す。
コネシマ
コネシマ
コネシマ
口から自然と出た。本当は、どうでもよかった。
思ってもいないこと、でも、声をかけてしまった。
鬱先生
ああ、どうしよう?
このコネシマという男は、止められない。
僕には、止める資格がない。
それでも......
鬱先生
鬱先生
コネシマ
って、目を伏せたまま水色のカーディガンを着たコネシマは、消えてった。
今日こそは、誰もいない。
鬱先生
誰にも、邪魔されない
邪魔しては、くれない
鬱先生
靴を脱いで
前髪を整えて
苦しみを背負いながら
僕は
鬱先生