TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

梵天との決戦を控えつつも、ラット 探りは始まった。

涙愛

…はぁ、特に怪しい奴はいないな

イザナ

確かにな

イザナ

でも俺は稀咲と半間の野郎は信じてねぇ

涙愛

…ま、私も気に入ってはいない

涙愛

ただ情報だけは全部的確だからな

イザナ

…あんま関わんなよ、

涙愛

仕方ないでしょ?

涙愛

ボスやってんだからこれくらいは、

イザナ

そーかよ、

涙愛

、?

何か怒ってるような…?

私、何か言ったか、?

たまにめっちゃ不機嫌になるよな、

涙愛

…何か怒ってる?

イザナ

別に怒ってねぇわ

これ以上聞いても無駄か、

涙愛

分かった

涙愛

私、仕事行ってくっから

イザナ

…早く帰ってこいよ

涙愛

分かってる、

涙愛

いい子にしててね

ポンポンッ、

イザナ

は、はぁ?!//

涙愛

…今度は何?

さっきから何なんだ…?

ただ頭ぽんぽんしただけなんだが…?

む…?男女でこれは意識するものなのか、?

イザナ

な、何でもねぇわ!!

イザナ

早く行ってこい!

涙愛

わ、分かった、?

イザナ

チッ…//

んだコレ…めっちゃ暑ぃ…

イザナ

ガキ扱いしやがって…//

火照った頬の熱は下がる訳もなく 寧ろ向上していくばかりだ。

イザナ

…あ"ークソッ…

千冬

あれ?イザナ君?

イザナ

あ、松野…

千冬

どーしたんですか?頬赤くして、

イザナ

あーこれはな…

いや待てよ…今此奴に言えば、、

まるで俺が彼奴を意識して赤面してる みてぇじゃねぇか…!

俺は彼奴をそういう目なんかで見たことは…

イザナ

…何でもねぇ

千冬

えー絶対嘘じゃないっすか!

千冬

あ、もしかして

千冬

ボスと何か進展でも
ありましたか?

イザナ

ばっ…!進展も何も俺は
彼奴のことは…!!

千冬

そんなんじゃ
取られちゃいますよ?笑

此奴…!!No.3の分際で俺のこと 馬鹿にしやがって…

イザナ

だからッッ…

千冬

今はそうじゃなくても…

千冬

イザナ君がその気になれば
俺、すぐに負けそうですね…笑

イザナ

は、?お前それって…

千冬

俺、好きなんです

千冬

ボスのこと

イザナ

は…

…は、?此奴、なんて…

涙愛が…好き…だと…、?

…なんだよ、ソレ…

何か…スッゲェ…

イザナ

…絶対ダメだ

モヤモヤする、、

イザナ

…とにかくぜってぇ許さねぇからな、

千冬

…ふふ、やっぱり俺の入る
隙はないですかね(ボソッ

涙愛

…スー、ハーッ、、

最近吸わなかった煙草。

吸うとよくむせるから自分から 手を出すことはあまりなかった。

涙愛

…ケホンッ

部下

珍しいですね

涙愛

まぁね、笑

涙愛

…ジロッ

ふと、窓の外を眺める。

窓枠に四角く切り取られた空。

それはまるで1枚の額縁の中の絵のようで。

涙愛

……

肘を立て、窓の外をより一層 じっくりと見つめる。

そんな彼女は何処か迷っている様な

悲しそうな、そんな雰囲気をしていた。

…数分がたった頃

部下

…着きました

涙愛

ん、ありがとうねニコッ

部下

い、いえ…//仕事ですので、!

涙愛

?そっか、

涙愛

…汚い所、

涙愛

依頼主の情報じゃ此処なんだけどな、

マイキー

…きたか、

涙愛

!、

カチャッ

涙愛

…ギリッ

マイキー

ははっ、そんな警戒するな

涙愛

黙れ

涙愛

質問に答えろ、佐野万次郎

涙愛

…私に嘘の依頼をしたな?

マイキー

…あぁ、お前をおびき寄せる為にな

涙愛

何の真似だ

マイキー

…蘭華

マイキー

blackRoseにいて楽しいか?

涙愛

私は涙愛だ

マイキー

違うだろ

マイキー

お前は灰谷蘭の実の娘だ

マイキー

灰谷蘭華だろ

涙愛

さぁ?私にはガキの頃の記憶が無いんでねぇ

涙愛

あ、でもこれだけは覚えてるよぉ

お金も住む所も友達もいなかった。

マイキー

っ、

涙愛

だから私、どーやって稼いで生きたと思う?

トコトコ…

涙愛

殺しだよ、ボソッ

と、万次郎の耳元で呟いた

マイキー

ゾクッ…

涙愛

アンタらが幸せそうに生きてた間も

涙愛

私の地獄はまだ続いてんだよ!!

涙愛

…クスッ

涙愛

あっはは…♡

最っ高じゃない?♡

マイキー

は…

涙愛

…私にはさ

涙愛

生まれたときから”普通”
なんてなかったんだよ…笑

涙愛

アンタ達はいいよね、

涙愛

ガキの頃は、学校にも行けて
友達もいてさ、帰る場所もあって…

涙愛

親にも愛されて…

涙愛

ご飯もお腹いっぱい食べられてさ…笑

ツーッ…ポタッ___ポロッ

マイキー

!?…

涙愛

はは…っ、

涙愛

私は何もない

幸せだった瞬間が

涙愛

私はお前らがよっぽど憎い…!!

涙愛

彼奴らが勝手に産んだくせに…!

涙愛

いざ産まれたら、小さい命
でも関係なくその辺に捨てる

涙愛

私はそんな無責任な奴が大っ嫌いだ!!

マイキー

…灰谷は捨てたんじゃない

マイキー

火事が起きたとき、家の中に
居たのはお前と母親だけ

マイキー

仕事から戻った蘭はすぐに2人を
探すも嫁は手遅れ

マイキー

…蘭華は見つからなかったらしい

は?何それ…そんなの知らない。

此奴が言ってることは事実…?

私は……

涙愛

信じない

マイキー

…どちらも証拠がないから
水掛け論にはなる

マイキー

ただ今の居場所が本当にお前を
幸せにしてくれるとは思えない

涙愛

っ、

マイキー

梵天に戻らないか、?

マイキー

今度はちゃんとお前の
居場所になれる様にするから…

もう信じるものなんて何も無い。

どーせ結局捨てられる。

"私達の苦痛は私達にしか分からない。"

涙愛

あははっ…笑

涙愛

前にもそう言ってくれたよね、

涙愛

もう手遅れだよ、(ボソッ

マイキー

は、?

そう。もう全部手遅れ。

戻れもしなければ、進めもしない。

一生この"鎖"は私に付き纏う

涙愛

…梵天には戻れない

涙愛

私はもう帰るよ…

マイキー

そうはさせない…

涙愛

え、?

マイキー

行け、お前ら…

春千夜

…はい

……

コツ…コツッ…

涙愛

嫌…、、こっち来んな…

まずい…早く…殺さないと…

涙愛

!っ…

ガクンッ

あれ、?なんで…?

殺せない…

春千夜

…どーしたぁ?殺さねぇのか?

春千夜

早く殺さねぇと、お前連れてくぞ

そんなの知ってる…だけど…

涙愛

…フルフル

俺が"憎い"んじゃないの?

涙愛

っ、

コツ…コツ…ピタッ__

…こんな父親嫌なんだろ

蘭は涙愛が銃を持ってる手を 動かし、自身の心臓に突きつけた。

涙愛

何してんのっ…

今撃てば一発であの世行き

ほら、

殺せよ

涙愛

は…?

𝐧𝐞𝐱𝐭…💬 × 2 ♡× 4 0 0 𓈒 𓏸

梵天幹部、灰谷蘭の子供は世界一の殺し屋

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

3,486

コメント

2

ユーザー

イザナ!!!!!!やっと気づいたか✨ 千冬いい奴だね😭 涙愛ちゃん……

ユーザー

(´。✪ω✪。 ` )✨

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚