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俊樹
秀明
俊樹が手招く方向には 「立ち入り禁止」の札が立っていた。
泰二
俊樹
俊樹
俊樹がそう言いかけた瞬間。
俊樹
ザザザザザザザッ!
秀明
泰二
スマホの明かりを俊樹のいたところに向ける。
しかしそこには俊樹はいない。
俊樹
声のした方に持っていたライトを向けると 2メートルほど下で 尻の土を払っている俊樹が見えた。
泰二
俊樹
秀明
秀明
泰二
俊樹
俊樹
俊樹
俊樹がスマホを取り出した。
俊樹
俊樹
泰二
秀明と泰二は 下に行ける道を見つけ ライトを点けて降りていく。
俊樹
俊樹
俊樹は自分のスマホを操作し ライトを点けた。
俊樹
秀明
俊樹
泰二
泰二
泰二
俊樹
俊樹
秀明
秀明
その時音がした。
カチカチ…
カチカチ…
俊樹
泰二
泰二
俊樹
泰二
泰二
俊樹
泰二の言葉は少し遅かったようだ。
俊樹は腕をブンブン振り回していた。
俊樹
秀明
秀明
俊樹
泰二
泰二
泰二
秀明
俊樹
俊樹
泰二
俊樹
泰二
俊樹に駆け寄り 興奮している俊樹を後ろから 羽交い絞めにし、刺された箇所を確認した。
秀明
俊樹が刺された場所は真っ赤になって ただれていた。
泰二
俊樹
俊樹
泣き始める俊樹。
周囲ではまだ「カチカチ」という 音が鳴っていた。
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