テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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🎲🌟🎼⏳学園は恋愛フラグ立ちまくり！？

第9話 - 第7話　練習の成果

2024年04月06日

#🎲🌟🎼

#⏳

#女主人公

りほみ

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それではどうぞ！

今日は劇編です！

Ａ組今日からわしは

暇なつ

わし…このまま真面目で楽しめるんか？

暇なつ

…高校デビューするぞ！

いるま

あ？

いるま

お前…ヤクザか？

暇なつ

そうだが？

かなめ

お前…俺達の縄張りに入ってくるとは…いい度胸だ…

くに

とっととやっつけてやる…！

こた

かかってこい！！

暇なつ

うわぁ！！！！

くに

！？

いるま

うぉぉお！！

くに

ま…参った…

かなめ

こ…こうさんだぁ！！

しゃるろ

（二人の心の声役）

しゃるろ

ただ…手を振り回してただけなんだが？

時が経ち

悠佑

…最近出て来たのはお前らか…

初兎

俺らでぶっ倒してやるわ

大乱闘

初兎

これで…トドメ…

暇なつ

判断が遅い！

初兎

なっ！裏に回られた！

暇なつ

これでおしまいだぁ！

初兎

うわぁー！

悠佑

まじか！？大丈夫…

いるま

隙あり
お前もトドメだ

悠佑

うわぁ…！

しゃるろ

以上！Ａ組の劇でした！
また、今日もわしらは突っ張っていく！

Ｂ組

アルケー

ようこそ！我が根源の世界へ！

こさめ

根源様～！

みこと

根源様～

りうら

どゆこと？ねぇねぇ…

ないこ

あっちに声が聞こえないのがうずうずするな

こえ

ねね～！

こえ

ご飯食べにいこ！

れる

ええな！

うるみや

いや突然過ぎるな？

アルケー

アルケー様に奢られたいものはいるか？

こさめ

は～い！

みこと

は～い！

こえ

こえちむも！

れる

れるも～

りうら

どっちが先輩だっけ？

（コントをしていく）

うるみや

じゃ、うるもふざけてくるわ

りうら

いや、なんでやねん！

ないこ

以上ドタバタコントでした！
ちなみに一度も練習無し
台本無しです！

次の劇で最後です休憩はいります！

舞台袖

Ｃ組

いむくん

みんな…！いい？

うん（口々に）

いむくん

絶対成功させるぞ！

おー！！

続いてはＣ組の劇です

いふ

おっしゃ任せとけ

いふ

ねぇ…エラ？エラ？

いふ

はぁ…シンデレラ？

りほみ

はい？

すち

はぁ…そろそろシンデレラじゃなくても反応してよ…

ゆさん

みんな心配してるのよ…エラ？出ておいで？

りほみ

…いやです

いふ

はぁ～…

いふ

もう…学校には行かなくていいし…いじめられたかも知れないけど…それはあなたの美貌へのひがみで…

りほみ

わかってる…でも…こわい

ゆさん

あの…破られたドレスも私達が縫ったのよ？

すち

着てみてくれない？

りほみ

やだ！！

いふ

はぁ…

いふ

ねぇ？舞踏会もあるのよ？行ってみない？

りほみ

嫌だもん…また…破られる…

いふ

はぁ…助っ人を呼んでおいて正解ね

いふ

お入り下さい！

れむ

呼んだ～？

りほみ

だ…誰！？

れむ

ま、説明面倒臭いから～とりま、魔法かけるね～

りほみ

…

りほみ

なんか！自信出て来た！お母さん！お姉ちゃん達！舞踏会連れて行って！！

いふ

よしっ

れむ

やった～♪成功～♪

りほみ

いこういこう！！！（飛び出していく！）

いふ

待ちなさい！エラ！

れむ

あ、お母さん！その魔法12時までしか持たないから！

いふ

あら…そうなの…気を付けるわね

場面転換お城の中

らん

…今日こそは王女を決めなさい

いむくん

う～ん…好きにならないとさ～いやなんだよね～

しの

でも…この国の存続がかかってます…

しの

坊ちゃん…私もこんなこと言いたくはないのですが…

いむくん

お父さんも！じぃやも！分かってる！！

いむくん

ちょっと頭冷やしてくるから！！

いむくん

（出て行く）

らん

全く…

しの

まぁ…気持ちは…分かりますしね…

らん

そうなんだよ…

らん

だが…

らん

お前にだけは伝えておくか…

しの

何でしょう？

らん

…わし…癌なんだよ

しの

が…がん！？！？

らん

回数的にもこの舞踏会を最後にあいつに政権を渡そうと思っておる

しの

そんなっ！？

らん

仕方ないだろ？なってしまったもの

らん

それに…あいつならやれる…信じてやれ…

しの

…そうですね…少し坊ちゃんの様子を見てきます

らん

あぁ…頼んだぞ

場面転換王子様の行く先

いむくん

もう…分かってる…

いむくん

僕だってこのくにを滅ぼしたいわけじゃない

いむくん

でも…

りほみ

るんるん♪

いむくん

あ…

いむくん

（決めた）

いむくん

ねぇ！僕と踊りませんか！？

りほみ

あ！はい！

しの

坊ちゃん…って

いむくん

あ！じぃや！僕、運命の相手見つけた！

りほみ

こんにちは～

しの

…泣

いむくん

ええっ！？なんで泣いてるの！？

しの

いいえ…さぁ！大広間に行きましょうか！

踊る二人そして…12時の鐘が鳴る

いふ

あ、伝え忘れてた

ゆさん

お母さん！？

すち

何やってるのさ…

りほみ

あ、（踊りが止まる）

いむくん

どうした…

りほみ

ごめんなさい！帰ります！！（喰い気味）

りほみ

ｽﾀﾀﾀ

りほみ

あっ…靴…まあ…いいや！

いむくん

待ってー！！

いむくん

って…これ…あの子の靴…？

いふ

あっちゃー…

いふ

ごめん…二人とも先に家に戻っててくれる？私はダメ元だけど王様に訳を話してみる

ゆさん

わかった！

すち

また後で！

いむくん

ｽﾀﾀﾀ…！じぃや！この靴の人を探せ！！

しの

えっ！？急にどうされた…

いむくん

運命の相手！！（喰い気味）
早くして！！

しの

あ、ただいま…

場面転換シンデレラの家

ゆさん

はぁ…結局また、籠もった…

すち

どうしようか…

しの

ええっと…すいません！

ゆさん

は…はい！

すち

どうされました？

しの

この靴の少女を探してまして…王子様が一目惚れしてて…

ゆさん

あ、なるほど…

すち

実はですね…（事情説明）

しの

なるほど…

いふ

ふぅ…

いふ

ただいま～

いふ

ってどなた？

ゆさん

あ、お母さん！じつはエラが王子様に一目惚れしてて…

すち

それで…じぃやさん？が探しに来てくれたの

いふ

あら…そうだったの…
こっちは何とか王様に事情説明をしてきたわ

しの

…エラ様…

しの

この靴があなたのかお確かめしたいので…靴をはかせに行ってもよろしいでしょうか？

りほみ

…お母さん達が見ててくれるなら

しの

大丈夫ですか？

いふ

ええ…どうぞ

しの

（靴を履かせる）

しの

やはりあなただったのですね

いふ

エラ…ドレス着なくていいから…もう一度行きましょう？

りほみ

いやだって！！

しの

…王子様は今も探していらっしゃいます

しの

嫌なら直接お断りに行った方が良いのではないでしょうか？

りほみ

…それもそうですね

りほみ

ドレスは着ないですけど…それでもいいなら行きます

いふ

一応私達3人もついて行ってよろしいでしょうか？

しの

もちろん大丈夫です…

しの

すぐに馬車を呼びますね
不安だと思うのでエラ様はお母様とお乗り下さい

しの

私は姉様方2人と乗っていきます

りほみ

分かりました

場面転換お城

りほみ

…ﾋｴｯ…

いふ

大丈夫よ…エラ

しの

では行きましょうか…まずは王様がお呼びです…坊ちゃんにはその間私が連絡を入れておきます

王様の部屋

らん

よく来たな

りほみ

は…はい…

らん

何故来たのだ？

りほみ

えっと…王子様が一目惚れしたの仰っていたので…お断りに

らん

…

らん

そうか

らん

別に…君にドレスを着せるつもりはない

りほみ

へ…？

らん

お母様から聞いたぞ

りほみ

あぁ…

らん

…わしな？癌なんだよ

りほみ

！？！？

らん

この舞踏会を最後に引退するつもりだ

らん

それまでに見つけて欲しくてな…相手を

らん

あんなに輝いてる息子を久しぶりに見た…まるで母を見た時みたいだ…

りほみ

そうなんですね…

いむくん

ﾊﾞｺﾝ!

しの

ちょっ！？坊ちゃん…！！

らん

お前…

いむくん

うわっ…！ごめんなさい～！

しの

あはは…

しの

あの…エラ様？

りほみ

はい？

しの

少し坊ちゃんと話して下さいませんか？

りほみ

…分かりました

いむくん

ほんと！じゃ…エラちゃん!こっち来て!！（手を引っ張る）

りほみ

ええっー！？

らん

…

しの

…

らん

…うぅ…

しの

王様！？

らん

大丈夫だ

しの

…大丈夫なんですね…？

場面転換王子様とエラ

いむくん

ねぇ～…

りほみ

はい？

いむくん

お父さん癌でしょ？僕のお父さん

りほみ

！？

いむくん

その反応やっぱりそうだ～

いむくん

なんで僕には相談してくれないんだろ…

りほみ

…

いむくん

でもね？僕、全然自信なくてさ～…

いむくん

今までの舞踏会も僕の相手選びみたいなところがあって…

いむくん

いやでさ～抜け出したんだよ…

いむくん

でも…叩かれたんだよ、そこに見守ってる人に

しの

…！？

しの

バレてましたか…昔から隠れんぼの鬼だけは強いですね

いむくん

だけ！とはなんだよ！だけとは！！

りほみ

…www

いむくん

あ、笑った

いむくん

笑った方が可愛いよ…エラちゃん！

いむくん

だからさ…抜け出した気持ちも分かるし引きこもりにもなりたかった

いむくん

でも…叩かれて…

しの

あの時はすいません…だって…自分なんて価値がない…いらないって言うから

しの

どうせ跡継ぎを産んで欲しいだけでしょ？って言われたものだから

しの

思わず…

しの

私にとっての大切な息子でもあるんです!!もしも、あなたがこの地を捨てるなら一緒に捨てます！！

しの

ですが…出来ることなら苦労はしてほしい…だから王様は必死に王女を選ぼうとしてるし、私は教育しているんです!!

いむくん

って…言われちゃった

いむくん

だから舞踏会には行くようになったけど…誰とも将来が沸かなかった…

いむくん

でも…君とならどこまでも行ける気がしたんだ

いむくん

いつか…王様って胸を張って言えるとき

いむくん

君が隣にいたんだ…僕の中で

りほみ

そうなんですね…

れむ

あ、いた～

らん

ここだったか!

しの

王様！？

いふ

エラ！

りほみ

お母様…

いふ

エラ…ちゃんと名前で反応してくれたわ…エラ…

れむ

やっほ～エラちゃん

りほみ

あ、どうも…

れむ

エラちゃん…ごめんね…魔法切れること言ってなくて

いふ

ごめんなさい…私が伝え忘れたのよ

れむ

実はねこの魔法…自信をあげるための魔法じゃないの

りほみ

え？

れむ

あなたのホントの心を全面に出す…だよ

らん

…ってことは…舞踏会に行きたかったってことだな

ゆさん

エラ…確かにお母様は伝え忘れたかも知れないけど…お母様は必死にエラに…エラとしてしっかり生きて欲しくて毎日頭を抱えてたのよ

すち

毎日…魔法使いを調べて舞踏会を見つけて…ドレスっぽくないやつ買ってきて…正直羨ましいな？なんてね…2人でよく話してたわ

いふ

あら…そうだったの…ごめんなさい…

ゆさん

いいの…だから…エラ…エラはどうしたい？

すち

エラらしく…生きて欲しいのよ！

りほみ

私は

りほみ

王子様と結婚したい！

りほみ

ただ…

いむくん

ただ…

りほみ

…ワガママを言うなら…お城に行くなら…家族も連れて行きたい！！

いふ

…！？エラ…泣

ゆさん

エラ…泣

すち

エラ…泣

いむくん

…（王様の方に向く）

いむくん

僕はこの人と世界を明るくしていきたいです…だから…この4人がお城にはいること…そして…お嬢様…エラ様とご結婚することをお許し下さい…

らん

もちろんだ

しの

…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

いむくん

なんで…じぃやが1番泣いてるの！？ww

しの

だってぇ～！！