iris 短編集

ホラーでもネタでもないです

この恐怖症ご存知ですか

忘却恐怖

ある日俺は

りうらは

白い部屋

何にもない部屋に起きた

壁もない、見当たらない

感触もない真っ白な部屋

確か昨日は家で、部屋で寝たはず、、、

いや違う、、

りうらはないくんの家に残ったんだ

それ以降はよくわからないけど

確か昨日は絶対ないくんの家にいた

そう言いながら

全く重くない体を起こそうとするが

ｶﾞｸｯ

何故か昨日まで普通に起きれたはずの体が

謎の重力で起き上がれなくなる

また倒れるんだろうなとか思いながら起きあがろうとしたら

ｶﾞﾊﾞｯ

起き上がれた嬉しさとないくんがいない心配の半々だ

少しカタコトだが言葉がそれ以外でない

少し歩いたら桃色の髪の毛の男の子がいた

あれは間違いなく

ﾀﾞｯ

そしてりうらはなんも考えずに

声もないくんだ、、、！

その時のないくんは

いつものないくんと違かった

だ、大親友、、？

りうら、じゃないの、、？

まさか俺、

忘れられた、、？

大親友のないくんに、、？

なんで、なんで、、？

なんで俺は、、はめ替えなの、、？

俺なんかした、、？

はめ替えになるような事した？

なんで、？なんで、？

ﾕﾗﾕﾗ(地面が揺れてる音)

これが望ましい運命なのか、、？

それでも、、、はめ替えられたのは

やっぱ悲しみを越すほど哀しい

※ないくん視点

昨日の夜からうちのりうらがおかしいです

ずっと胸にしがみつきながら泣いて魘されてます

揺らしてもなにしても起きないです

あ、そっか

夢の事を話す

大親友だからね

昨日出そうと思ったら

せーげんきちゃった☆(((

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