桃赤

桃赤です

今日の席替えで

クラスで唯一1回も喋ったことの無い

さとみくんが隣になった

さとみくんは女の子からすごい人気で

いつも女の子と喋っているイメージ

男の子と喋っている所みたことない…

でも俺はこういう人に

話しかけたくなっちゃうタイプなんだ

さとみくんと友達になってみせる！！

そう思い俺は毎日話しかけた

まぁ、現実は上手くいかないもので

挨拶すら返してくれない

それでも俺はめげなかった

そんなある日

初めて挨拶を返してくれた

俺は嬉しくなってクラス中に自慢した

さとみくんは女子からモテる代わりに

多くの男子から嫌われている

まぁ、多分嫉妬してるんだろうね

１ヶ月くらい経って

名前も呼んでくれるようになった

徐々に会話も出来るようになって

前よりさとみくんとの時間が増えた

なんか距離も近くなった気がする、、

そう言って自分の膝に指を指す

そう意地悪そうな顔をしながら

俺の頭を撫でてくる

こいつといると調子狂う、、

そこからさらに調子狂う日々が続いた

こんな日々が続いて約1年

いつの間にか俺も好きになってて

でもまだ言えなくて

言ってることは同じなのに

いつもと違って悲しそうにしてて

もう耐えきれなくて

そう言って優しく抱きしめてくれた

一件落着にみえて

そうではなくて

付き合ってからも好きって言えなくて

たった2文字の言葉が言えなくて

さとみくんはいつも察してくれる

そんな彼にいつも甘えてしまう自分が

嫌いでだから今日は、、

そう言った瞬間の彼の顔が

あまりにも面白くて

どんどん彼の顔が真っ赤になって

こんな顔見るの初めてで

ﾄﾞｻｯ

獣のような目をしていて

かっこいいって思ったのはひみつ

ごめんなさい謎作しか作れません😿

ブクマ一言ください🙇‍♀️