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Dom🐼×Sub🙂③
Nakamu
スマイル
長期休暇に入って スマイルはNakamuの部屋を訪れた
荷物を下ろしていると Nakamuは床に正座した
なんとなくスマイルも それに倣って正座した
Nakamu
Nakamu
Nakamuは漢らしく両手で拳を作って 床にそれを置き、頭を下げた
スマイル
スマイル
スマイルは小さく頭を下げただけだった
スマイル
Nakamu
スマイル
スマイル
思っていたものとは違って 拍子抜けだった
まぁ好きにさせると言って この三日間をNakamuに委ねたのだ
家事は得意ではないが 聞くしかないだろう
スマイルは立ち上がると部屋を見回した
スマイル
Nakamu
Nakamuに案内されて スマイルは掃除に取り掛かり始めた
一通り掃除が終わったスマイルは Nakamuのところへ戻った
Nakamuは自分の部屋で パソコンを触っていた
スマイル
Nakamu
Nakamu
Nakamu
スマイル
珍しく普通のコマンドに首を傾げつつ スマイルはNakamuに近付いた
Nakamu
スマイルはその場で正座した
するとNakamuはにっこりと笑って スマイルの頭を撫でた
Nakamu
スマイル
ビクッ――
思わず身体が震えた
不意に来たご褒美に ゾクゾクと身体が悦ぶ
スマイルは小さく顔を上げて 椅子に座るNakamuを見上げる
Nakamuは目を細めて 微笑んでいた
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイルは頭に乗っている
Nakamuの手を取ると その手に自らの頬を添わせる
目を閉じてその手にすり、と頬を寄せた
Nakamu
Nakamu
そっと目を開けると Nakamuは苦笑していた
Nakamu
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイルは顔を顰める
やはりNakamuは Subについてよくわかっていない
スマイル
スマイル
Nakamuがスマイルを どう思っているかはわからないが
スマイルとて無理なことを できる、やるとは言わない
スマイル
過去の嗜好や行動を思い返してみたが
Nakamuとはそういう話を したことがないし
Nakamuが好きなものと言えば 甘いものしか思いつかなかった
スマイル
スマイルは自分が興味の あるものにしか反応しないが
Nakamuはなんにでも興味を示し 理解しようとする
それから自分に合う合わないを判断する
スマイルとは考え方が正反対だった
スマイル
先ほどのスマイルの甘え方は
言ってしまえば言葉ではなく 行動で示すものだった
口下手なスマイルは 甘える言葉がわからない
気恥ずかしさもあり―― 体を寄せるしか思いつかなかった
良く言えば控えめであり―― 悪く言えばはっきりしていないのである
スマイル
Nakamu
スマイル
Nakamu
スマイル
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamuはニヤッと笑った
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamuの反応に スマイルは焦り始めた
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
ぞくぞくと這い上がる快感に スマイルは唇を嚙み締めた
あまり褒められ慣れていないスマイルは その感覚の制御が難しい
スマイル
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
そう言いながら Nakamuは椅子から降りて
スマイルと同じ床に座り込んだ
視線が同じ高さになる
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
スマイル
Nakamuの言いたいことがわからず スマイルは首を傾げた
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
急にコマンドを出されたスマイルは
脳内がNakamuにしてほしいことで 埋め尽くされる
スマイル
スマイル
スマイル
Nakamu
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
Nakamu
にっこりと笑ったNakamuの笑顔に
スマイルはもしかしたら 選択を間違えたかもしれないと思った
いつも通り、というわけではないが スマイルは手首を縄で縛られた
更には目隠しまでされ、視界を奪われた
ベッドに横たわれと言われて
今はNakamuの ベッドの上に寝転がっている
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
Nakamu
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
ドキッ――
心臓が高鳴った
手の自由を奪われ、視界さえ奪われ――
スマイルは今 全てをNakamuに委ねている
そんなNakamuからコマンドがきて
命令されていることに 快感を感じてしまった
スマイル
スマイルは手を縛られて 不自由な中もぞもぞと動いて
腕で上体を起こし ベッドの上で四つん這いになった
Nakamu
スマイル
スマイルの耳元でNakamuが囁く――
Nakamu
スマイル
びくびくっ――!
スマイル
スマイル
もしかしなくともやばかった
体に熱が籠り始めて スマイルは小さく身を捩った
するとズボンのチャックが じーっと音を鳴らして下げられた
スマイル
スマイルはそのまま頭を下げて 自分の下半身を見る
しかし視界が奪われているため 何も見えない
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
Nakamu
腰とズボンの隙間に指が入れられ ズボンが一気に降ろされる
スマイルは自然と足を上げて 脱ぐ行為を手伝った
そうしてNakamuにズボンを脱がされ スマイルは素足を晒した
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
Nakamu
スマイル
パシンッ――!
スマイル
不意に臀部に痛みが走り
スマイルはその痛みから逃げるように 手足をもたつかせた
Nakamu
スマイル
Nakamu
スマイル
強烈なGlareにスマイルの体は 動かなくなった
Nakamu
Nakamu
パシンッ!
スマイル
パシンッ!
スマイル
パシンッ!
スマイル
じんじんと臀部が痛む
スマイルは上半身を小さくして もはや蹲っていた
Nakamu
スマイル
スマイル
Nakamu
そんなことを言われても 風呂と今では意味合いが違う
風呂場でそんなところを まじまじと見つめないだろう
スマイルの下着に Nakamuの手がかかる
スマイルは震えて更に縮こまった
ごめん寝状態である
Nakamu
スマイル
Nakamu
セーフワードは嫌だ
ここで止められるなんて スマイルも欲求不満だ
かと言って――
臀部を晒すなんてことはしたくない
何なら前まで脱がされたら スマイルはもう泣く自信があった
スマイル
スマイル
Nakamu
スマイル
するりと下着の後ろ半分がおろされて 臀部を外気に晒す
打たれて熱を持った臀部が ひやっとして少しだけ気持ち良かった
Nakamu
Nakamu
スマイル
Nakamu
Nakamu
Nakamu
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
Nakamu
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
スマイル
すり、と臀部を撫でられる
ビクッ!
Nakamu
スマイル
背の半分にNakamuの熱を感じて 耳元で名前を呼ばれた
すりすりと臀部を撫でられる感覚に 徐々に顔が熱くなっていく
スマイル
スマイル
Nakamu
スマイル
Nakamu
スマイル
Nakamu
Nakamu
ゾクゾクッ――♡
耳元で囁かれる「好き」に対して スマイルの背筋に快感が奔る
思わず息が詰まって 呼吸が荒くなってくる
Nakamu
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
スマイル
Nakamu
スマイル
スマイル
スマイル
もう泣き叫ぶ勢いだった 自分は何を宣言しているのだろうか――
恥ずかしくてたまらない
Nakamu
Nakamu
スマイル
ビクビクッ――♡♡
体に快感が走り抜ける
普段のGlareが強ければ Nakamuの褒めるコマンドも強烈だった
スマイルは為す術もなく身悶える
Nakamu
スマイル
耳元で囁かれて脳内が Nakamuの声で埋め尽くされる
甘すぎるコマンドに 塞がれているはずの視界が
ちかちかと輝いた
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
Nakamu
従順に言うことを聞いて 素直にそれに応えて
スマイルは健気に 甘い声を出しながらもNakamuに縋る
Nakamuはこんな感覚に陥るのは 初めてだった
Nakamu
スマイル
Nakamu
スマイル
Nakamuは思わず目を瞠った
スマイル
Nakamu
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイルはなかなか 自分の本心を晒け出すことができない
どうしても羞恥心が邪魔をしてしまう
Nakamuもそんなスマイルのことを ちゃんと理解していた
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
消え入るような声で呟くと スマイルは顔を真っ赤にしながら俯いた
Nakamuはそんなスマイルを見て 歯を食いしばりながら立ち上がると
大きく息を吸い込む――
Nakamu
Nakamuは喚き散らしたい気持ちを抑えて その興奮を大きなため息と共に逃がした
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
そんなNakamuの声に
スマイルは手の自由を奪われ――
視界すら塞がれながらも――
にへらと笑みを浮かべた
スマイル
スマイル
お前のSubは―― 俺しかいないよなぁ??
浮気性なDomは
巧みなるSubの策略に
見事に絡め捕られてしまった――
おしまい