/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
影浦瑛人
……………………
影浦瑛人
……よし
影浦瑛人
終わった
高中楓
相変わらず早いね!!!!
影浦瑛人
横田佳奈はテニス部……
影浦瑛人
テニス部は鞄とか荷物は部室に置いてある
影浦瑛人
活動場所はグラウンドだから今からでも大丈夫
藤崎朱里
でも部室って鍵かかってるのでは……?
影浦瑛人
理夏……お前ピッキングできたよな
朝陽理夏
うん!!!!
朝陽理夏
そういえば今回盗った後どうする?
影浦瑛人
……依頼人は今日学校早退してるから
影浦瑛人
家まで行って返してあげて
影浦瑛人
これ地図
朝陽理夏
分かった!!!!!!
高中楓
じゃあ2人とも行ってらっしゃい!!!
朝陽理夏
ここが部室だね
朝陽理夏
藤崎ちゃん人来ないか見てて
藤崎朱里
うん……
理夏はピッキングを始めた
藤崎朱里
(……なんで高校生がピッキングできるのかな)
朝陽理夏
……開いた!!
朝陽理夏
早く終わらせるよ!!!
藤崎朱里
(早い……)
藤崎朱里
……分かった
朝陽理夏
うわ……
朝陽理夏
ロッカーあるのになんで荷物床に置いてるのかな
藤崎朱里
汚い……
朝陽理夏
まあ良いや!!
朝陽理夏
多分キーホルダー付いてる荷物これしかないから
朝陽理夏
このキーホルダーだね……
それはペンギンのアクリルキーホルダーだった
藤崎朱里
……
藤崎朱里
思ったんだけどさ
藤崎朱里
なんで依頼人はキーホルダーの特徴を言わなかったんだろう
藤崎朱里
普通見つけてほしいなら言うはず……
朝陽理夏
……確かにね
朝陽理夏
だけど僕たちは探偵じゃない
朝陽理夏
だから依頼されたことをやるだけだよ
藤崎朱里
………そっか
でも私は頭の中がモヤモヤしていた
朝陽理夏
じゃあ届けに……
ーー♪ーーー♪
朝陽理夏
あれ……影浦先輩から電話
理夏はスマホを耳にあてる
朝陽理夏
もしもし
朝陽理夏
どうしたの?
朝陽理夏
…………え
私は電話の声は聞こえないけど理夏の表情はどんどん険しくなる
朝陽理夏
………分かった
朝陽理夏
すぐそっちに行くよ
朝陽理夏
藤崎ちゃん……
朝陽理夏
部室までダッシュ
理夏はそう言って走り出した
影浦瑛人
……やっと来た
藤崎朱里
一体どうしたんですか?
影浦瑛人
依頼人が自殺した
藤崎朱里
え…………
影浦瑛人
さっきネットニュースで出てきた
藤崎朱里
そういう場合キーホルダーは……
影浦瑛人
一応、友達って言ってたから横田佳奈に返す
影浦瑛人
気づかれないように横田を尾行して
影浦瑛人
家のポストにでも入れるんだ
藤崎朱里
はい……
高中楓
ごめん……こうなるとは思ってなかった
藤崎朱里
…………
藤崎朱里
大丈夫です
朝陽理夏
じゃあ行こう藤崎ちゃん
藤崎朱里
うん……
私と理夏は部室を出た
雨林花
………
雨林花
部長言わなくて良いんですか
高中楓
………うん
高中楓
それに今回はきっと偶然だよ
高中楓
だから大丈夫
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
