今日は入学して1週間経った
だが私は屋上で1人で自分で作ったお弁当を食べている
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
高校初日にヤンキーみたいな人に言い返した人と話したくないか
だけど、1人でもいい
今でも鬼殺隊の皆が仲良しなら
鬼殺隊の皆が幸せなら
1人でお弁当食べてるぐらい
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
私は自分で作った天ぷらを見ながら思う
大正時代では毎日のように作っていた
気づけば今世でも得意料理になっていた
考えれば沢山の楽しかった思い出が浮かぶ
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
自分でも思う
自分が無人を助けていれば良かった事なのに
自業自得なのに
寂しいなんて
そんな感情
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
せめて、せめて…
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
私の羽織は同期が私に羽織がないと気づき5人で選んでくれた物
私の耳飾りは柱の皆が私の誕生日にくれた物
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
叶わない事を私は呟く
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
同じ事を言う
そして私は天ぷらを最後に食べ教室に戻った
宇髄天元(ウズイ テンゲン)
クラスメート
宇髄天元(ウズイ テンゲン)
何やらスイッチを取った
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
ドカーン!!
宇髄天元(ウズイ テンゲン)
クラスメート
初めての美術の授業
美術室爆発
こんな授業だったらそりゃひくよね
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
爆発で思い出した
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
私はあの時助けれなかった
自分の命の恩人を
今でも鮮明に覚えている
燃えている御屋敷
焦げた御館様の服
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
すると、突然思い出した
あの時私がした事を
あれは無惨戦の1日前
私は勘づいていた
次の日に無惨が襲撃に来ると
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
私は鬼殺隊の皆なら無惨を倒せると
無人を倒せると
信じていた
誰も死なずに
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
私の屋敷の辺りを見渡す
どの場所を思い出が詰まっている
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
今日は夜まで特に予定はない
なら今までお世話になった場所にお礼しに行かないと
そう思い、私は柱の屋敷や甘味処
思い出が沢山ある全ての場所に行った
最後に自分の屋敷へ着くと
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
私は覚悟していた
自分が明日死ぬと
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
鬼殺隊の皆へ
今日は私が死ぬ前日の午後2時です
私は明日死ぬ事を知っています
私は明日鬼が滅ぶ事を知っています
いえ、信じています
鬼殺隊の皆なら
明日で終わらせてくれると
皆には最後まで言っていませんでした
私が鬼だという事を
皆に言っても誰も私を嫌ったりしないと分かっていました
でも私は最後まで皆に言いませんでした
それは皆に最後まで私を鬼殺隊唯一の鬼の雨宮天音ではなく
水簾柱の雨宮天音
として思って欲しかったからです
私は最後まで皆を騙すような事をしてました
ごめんね
ありがとう
こんな私を大切な仲間として一緒にいてくれて
もうあの楽しい時間は私に帰ってこないけどね
なのでせめて、最後にわがまま言っていいかな
私の羽織と耳飾りは私の屋敷の下に埋めて欲しい
あの2つは私の宝物だ
もし、叶う事があれば
来世の私に届くかもしれない
これが私の最後のお願い
私はよく皆に頼ってと言われていた
皆は気付いてないかもしれないけど
私は皆に凄く頼っていた
本当は最初は頼らなかったのではなく
頼る人がいなかったからだ
でも今は頼れる仲間が沢山いる
だから皆に託すよ
お願いします
じゃあ私は
これから最後になる夜ご飯を皆で食べて来る
きっといつも通り美味しいご飯を食べて
いつも通り楽しい話をする
特別な幸せもいつも通りになったね
皆、ありがとう
私を信じてくれて
私に大好きって言ってくれて
私も皆を信じてるよ
ねぇ最後に弱音吐いていいかな
正直死ぬのは怖い
皆の顔が見れない
あの幸せが戻って来ない
不安しかないね
でも、もう十分だよ
とか書きながら私は涙目になっています
いや、もう泣いてるかな
皆、バイバイ
大好きだよ
じゃあ、また会う日まで
水簾柱 雨宮天音より
なんで忘れていたんだろう
私の遺書の事を
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
雨宮天音(アマミヤ アマネ)
宇髄天元(ウズイ テンゲン)
天元、ごめんね、
授業聞いてなかった
でも、これから天元達が埋めてくれた宝物を探しに行くよ
そうして私は学校が終わった後早足で家に帰った
主
主
主
主
コメント
19件
(*´д`)スーハースーハー←え?なに?キモっ!
はよ続きみたいですです