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そんなある日叔父さんの家に遊びにいったとき
天鷲弦(粟島弦馬)
天鷲燈莉
天鷲弦(粟島弦馬)
天鷲燈莉
天鷲弦(粟島弦馬)
天鷲燈莉
天鷲弦(粟島弦馬)
天鷲弦(粟島弦馬)
天鷲弦(粟島弦馬)
天鷲燈莉
天鷲弦(粟島弦馬)
天鷲弦(粟島弦馬)
天鷲燈莉
天鷲燈莉
天鷲弦(粟島弦馬)
天鷲燈莉
天鷲燈莉
天鷲弦(粟島弦馬)
天鷲燈莉
天鷲燈莉
天鷲弦(粟島弦馬)
天鷲弦(粟島弦馬)
当時、俺は本当に嬉しかったと思う
俺のことをここまで褒めてくれたのは叔父さんが初めてだったから
叔父さんが有名になれるのだとそのときは疑ってなかった
音楽祭当日
天鷲燈莉
家族(使い回し)
天鷲燈莉
家族(使い回し)
家族(使い回し)
家族(使い回し)
家族(使い回し)
家族(使い回し)
家族(使い回し)
天鷲燈莉
家族(使い回し)
家族(使い回し)
お姉ちゃんとお兄ちゃんはよくこうやってケンカをしていてそれを俺が止める
我が家の恒例行事のようなものだった
家族(使い回し)
家族(使い回し)
天鷲弦(粟島弦馬)
天鷲弦(粟島弦馬)
天鷲弦(粟島弦馬)
家族(使い回し)
家族(使い回し)
天鷲弦(粟島弦馬)
家族(使い回し)
家族(使い回し)
天鷲燈莉
天鷲燈莉
そして叔父さんの曲が始まった
ギターの明るい音が響いて叔父さんの優しい声が乗っていく
天鷲弦(粟島弦馬)
天鷲弦(粟島弦馬)
なんか優しい声だね(女の人
うんうん、温かい気持ちになるな(男の人
叔父さんの声に皆が夢中になってた
俺も精一杯ペンライトを振って応援していた
けれどその後聞こえたのは声援じゃなくて
バキッ!
天鷲燈莉
天鷲弦(粟島弦馬)
ガシャーン!
何かが割れる音と何かが倒れる音
ひどい煙と熱で何か起きたか理解できなかった
真っ暗で体が動かせなかった
天鷲燈莉
天鷲燈莉
覚えてるのは建物が揺れて色んな人の悲鳴が聞こえてきて
色んな人が我先に出ていく足音
そんな中聞こえてきたのは…
おい、子供が1人取り残されてるぞ(男
お嬢ちゃん!誰か…運び出すのを手伝ってください!(警備員
天鷲燈莉
天鷲燈莉
天鷲燈莉
そうみんな夢が叶う直前だったのだ
両親は結婚記念日が間近だった
姉は看護師として働くはずだった
兄はずっと行きたかった大学に受かってそこに通うはずだった
叔父さんは大好きな歌で有名になるはずだった
でもそのときに悟ったんだ
俺の家族は夢を叶える直前で亡くなったんだって
あの事件から2ヵ月が経った
警察
警察
天鷲燈莉
警察
警察の人の足音が遠ざかる
天鷲燈莉
天鷲燈莉
それから何も話さない俺は警察にとってはいらない子となったのか
俺は養護施設に送られることに決まったのだった
コメント
7件
めっちゃ切ない...(´;ω;`) 家族も悲しい最後になっちゃった…(T^T)
かなしぃかこだなぁ