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秘密

2 - 異変

♥

411

2023年02月11日

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あゆみ

みなさんこんにちは、あゆみです。

あゆみ

お久しぶりです…小説らしい小説書くの何ヶ月ぶりだって話なんですけど。

あゆみ

リアルが忙しかったり疲れたり色々あって遅くなりました…。

あゆみ

楽しみにしてくださってたらすみませんでした。あゆみは基本月1投稿な人なので、気長に待っていて貰えると助かります。

あゆみ

さて、今日のお話は〜?

どどん(効果音)

あゆみ

「愛して」の続編ですっ!!!

あゆみ

いや〜、完全に衝動のまま単発の予定で伏線ばらまいた自己満作品だったんですが。

あゆみ

まさか続きを求める読者様が居るとは…!

あゆみ

初書きにしては上手く書けたと自分でも思ってたので(この人すぐ調子乗ります)

あゆみ

どうせなら性癖詰めシリーズにしてしまおうという魂胆で設定を1ヶ月くらい練りました。

あゆみ

後付けなので辻褄合わない所もあると思いますが、スルーするか教えて下さると嬉しいです!!

あゆみ

早速、注意事項です!

・この作品は、irxsのnmmnとなっております。見覚えの無い方や、地雷の方は見ないことを推奨します。 ・青黒、赤桃、白水前提です。

あゆみ

それでは、どうぞ!

ふぁ、という間抜けな音が鼓膜を揺らす。

ないこ

さむ〜…

思わず漏れた独り言が、冷たい空気に溶けて消える。

ないこハウスの無駄に広いリビングの空間は、一向に暖まる気配がなかった。

…ただ今の時刻、10時32分。 一応言っておくが、午前の。

そして、昨日に散々確認したミーティングの予定時刻は、10時20分。

ないこ

結局遅れんじゃねえか!!

いや知ってたけどね!! でも、もしかしたらと思うじゃん…

せっかく起きたのにリビングが静まり返ってた時の虚しさ、お前らには分かんねえんだろうな…

心の中のいれいすメンバーに零しつつ、まだ少し温もりの残る毛布を手繰り寄せる。

ストーブを付ければいい話なのだが、家に1人の状態で灯油を浪費するのは勿体無い。

そんな訳で、朝っぱらから毛布と一体化してソファーにうずくまる成人男性が爆誕したわけである。

早く来い、そう念を込めて指先を毛布の中に引っこめる。

しかし、今日は一段と寒い。 昨日、気象予報士さんが寒波だとか何だとか言ってたのは本当だったのか。

ないこ

りうら…

こんな時に浮かぶのは、決まって愛しい恋人の顔。

もしここにいたら、あっためてくれるだろうか。

でも、りうら冷え性だからあんまりあったまんないかな。

ないこ

ふふ…

笑いが漏れると同時に、ドアが開く。

…と、聞こえてきたのは、聞き覚えのあるショタボと空気に溶け込むような特徴的な低音。

…来たか。 2人とも、すっかり恋人同士の時の声になってるなあ。

そんなことに気づいてしまうくらいには、俺はメンバーに入れ込んでいるらしい。

…というか、自分の家のドアが自分の意思とは関係なしに開くことに何も危機感を覚えなくなった俺も俺だけども。

初兎

うぇるかむとぅーざ〜

hotoke

ないこはーうす!!!

りうら

ないくん、おはよ~

ああ今日もうちのりうらは可愛いです。…っと違う、そうじゃなくて。

入ってきたのは、いれいすバカップルその1、いむしょー。別名、遅刻常連組。 それと俺の恋人、天才ぴよぴよ最年少ことりうら。

今日は子供組が先に来たようだ。 …いや待て、子供組の後ろで見え隠れしている青髪は。

If

ないこたん、おはよぉ…

眠そうな、自称グローバルサイコパスぽえぽえお兄さん、lf。 なお、本性はただの高身長イケメン限界恋人ヲタである。

今日は割と一気に集まったな。

ないこ

いむしょー来たの珍しいね。

hotoke

ふふーん、僕だってやれば出来ますから!

いや、いつもよりマシってだけで相変わらず遅刻なんだけどね。

その言葉はぐっと飲み込む。 遅刻精神が治ってきたことだけでも喜ばなければ。

初兎

あっれぇ〜?15回くらい電話してやっと起きた人は誰かなー

hotoke

しょーちゃん、それ言わないでって言ったー!

…前言撤回。人はそう簡単には変わらないようです。

ということは、初兎ちゃんは巻き込まれただけか。今度美味しいシュークリームあげよう。

こういう時は、彼女側の好物をあげる方が喜ばれるのだ。

まあ、初兎ちゃんが 「『いむくんとシュークリーム』食べたーい」 とか言ってほとけが美味しく頂かれるんだろうけど、俺の知ったことでは無い。 ただでさえ兎は万年発情期なのだ。

りうら

そういえば、ほとけっちちょっと前に配信寝坊してたよね?

初兎

あーそうやったな。それで悠くんに電話で起こされて…

hotoke

やめて、あれは黒歴史…

hotoke

でもしっかり切り抜き動画上がってて絶望した…

りうら

それはほとけっちのせいじゃん。

hotoke

うぅ…

ド正論を突きつけられたほとけは、心なしかしゅんとする。

いつもうるさいほとけがこうもしおらしいと、調子が狂うものだ。

でも、すぐ…

If

ったく、これだからあほとけはよー

hotoke

ちょっとー、聞き捨てならないんですが?!
いふくんに怒られる筋合いはないですぅ〜

If

お前の勝手な都合であにきを困らせんなって話!!!

hotoke

はあ〜?もうやだこの限界あにきっず…

うん、そんなことだと思った。 まろは恋人至上主義だからなー。

あ、気づいたと思うけど、まろの恋人はうちの最年長の悠佑、通称あにきである。

…あれ?

ないこ

あにきは来てる?

そういえば、肝心のあにきの姿が見当たらない。

hotoke

えっ、来てないよー?

初兎

もうないちゃん家にいるもんだと思ってたんやけど…

りうら

あにき、遅刻?珍しいね。

If

少し意外に思う。 というのも、子供組の反応からも分かるように、あにきはめったに遅刻をしないから。

遅刻するにしても、あにきは必ず連絡をよこしていた。

「遅刻は相手の時間を盗むことやからな!」と言っている姿を思い出す。 …この心構え、他メンバーに見習って欲しいものだけど。

まあ、あにきにも起きられない朝くらいあるのかな。あにきは自分の限界を意識しない節があるから、寝てるのなら起こすのはちょっとなぁ…

そんなことをぼんやり考え、ふとさっきから黙り込んでいるまろに話しかけてみる。

ないこ

まろ、どうした?

If

…あっ、俺?

ないこ

うん。今日はなんかちょっと元気ないなぁと思って。

If

うん…いや、ちょっとな…

珍しく言葉を濁すまろ。 メンバーが更に話しかける。

hotoke

え、どしたのいふくん。いつにも増して大人しいね?

りうら

なんか、オーラが暗ーい。

初兎

なんか、あったん?

一拍置いてから、まろが口を開く。

If

…あにきと、連絡がつかない。

初兎

…っ!

ようやく温まってきたはずの部屋が、 1段階寒くなったような気がした。

あゆみ

…はい、今回はここまでです!

あゆみ

「こいついつもめちゃくちゃ長いのに今回は短いな」って思ったそこのあなた!(いない)

あゆみ

一区切り着くまで書くのが基本だと思っていたんですが、リアルにあまりに時間が無くて…

あゆみ

なので、分割して投稿することにしました〜!

あゆみ

この連載は、かなり長期にわたると思われるので、気長に更新を待ってやって下さい…!

あゆみ

最後に!ここまで読んでくださり、ありがとうございました〜!

あゆみ

この小説が、誰かを元気づけられたら嬉しいです。

あゆみ

それでは、また次の投稿でお会いしましょう!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

4

ユーザー

続きを恵んでください…! 楽しみ!

ユーザー
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