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こんにちは
マークの彼女のミンニです
最近、マークは心配症になったのか、頻繁に「俺のこと好きだよね?」なんて 聞いてきます。どうしたのでしょうかねぇ...
私はいつも安心させるために、「好きだよ?」なんて返してみますが、 「浮気した?」なんてさらに質問してくる
もちろん浮気なんてしてない。そもそも私のそんな容量があるはずない
それなのにマークは「俺そんなにかっこよくないからなぁ」なんて 1人でブツブツぼやいてる
あなたのそのお顔で「かっこよくないからなぁ..」なんて、顔写真付きで コメントを世界中へ発信すれば、あっと言う間に大量のアンチコメントが 返され、下手したら○害予告も送られてくるのでは?、って思うよ
でも、彼のことだからそこのところはしっかりとわきまえているから 大丈夫だとは思うけど...
近頃、マークに変なことが起きてる...
変なことって言うと分かりにくいから端的に言うと、
マークが恋愛的にキザっぽい男になった...
この前、家でくつろいでいた時なんて...
あの時はいつも通りベッドの上でゆるゆるとスマホを見ていたの
そしたら急に部屋のドアがガチャ🚪って開いて、マークが ズカズカと私の寝転がっているベッドへと歩いてきてね...
これもまぁ驚きで何故かと言うとね、マークは部屋に入ってくるとき、 必ずと言ってもいいぐらい毎回ドアをノックしてから入るの
2人の寝室なんだからきにしないでいいのに、って思ったけど...
急に歩いてきて、急いで体を起こしてマークの方を見れば、
マークはベッドに乗って地味に後ずさろうとする私を無言で押し倒してきて、
その時のマークは顔が赤くて、息も少し荒かったものだから、
「あ、こりゃメイキングベイビータイムだ...」と悟ったの
丁度その時は時間的にもそんな雰囲気の出そうな時間だったからね
でも、メイキングベイビータイムが始まるにしては早いなぁなんて 思ったけど、「今日はオールバージョンか」って理解した
だからいつも通りに、荒々しいキスでも始まるのかなって思ってたら、
マーク
ミンニ
正直、何言ってんだこいつ?ってこの時は思った
そしてマークが訳の分からないことを言うや否や、 物凄い勢いで首に百裂キッスをしてきた。そして、、、
マーク
ミンニ
ミンニ
次は何が始まるんだと思っていれば案外普通のことで、
マーク
ミンニ
マークが私の顔をマッサージし始めたの。それも、 マークが私の体の上に覆いかぶさる形で...
ミンニ
マーク
マーク
ミンニ
マーク
ちゃ~んと理解しました。マークの新しい愛し方は顔のマッサージだと...
マークによる顔面マッサージの後は特に何も起きることはなく、 ただただ2人でゴロゴロしていれば、寝る時間になり...
ベッドの中に入って寝つけるまで窓の外の空の様子を見ていれば、 満月が輝きながら昇っていたけれど、どうも空の様子がおかしかった
遠くの方から黒くて重苦しい雲が続々とやってきていた
黒い雲に満月が少しのところで覆われそうになっているところ、 私はふと呟いた
ミンニ
いつも通りの適当な独り言だったけど、急にマークが後ろから 抱き着いてきて、耳元でマークの吐息が聞こえるぐらいの距離まで 密接にくっついたところで、、
マーク
ミンニ
ま~たわけわからない発言来た
さすがに意味の分からないことばかり言ってるマークに呆れ、 頬を叩いていつも通りのマークに戻そうマークのいる方に顔と体の両方を クルッと後ろに向かせれば
_______________________チュッ
振り返った拍子に、マークの唇が自分の唇に重なっていた
マーク
ミンニ
マーク
ミンニ
マーク
世界中の人が悪く言うってことは私、相当ヤバいことしでかしたことになるね 一体に何したんだろ...?
ミンニ
マーク
ミンニ
もう滅茶苦茶じゃん←
ミンニ
ほぼほぼあんたが見せつけて来てるようなもんじゃん!! 服のボタンを半分以上も外しちゃって、腹筋が露になってるよ?!
そもそも私、鎖骨フェチじゃない!!
マーク
ミンニ
マーク
どうしてそんなに鎖骨にこだわるの?鎖骨に育てられてきたの?←
ミンニ
マーク
ミンニ
マーク
さっきからずっ~と故障してるようだけど?
ミンニ
マーク
ヤバいヤバいヤバい...💦これ絶対何かに影響されてる
ミンニ
ミンニ
マーク
マーク
ミンニ
もういい。この人のことは放っておこう。きっと明日になれば この病気(?)も治ってるだろう...
~数日後~
私はいつも通り朝ごはんを作っていた
あの日の次の朝どうだったかって?実はね、普段のマークに戻ってたの だから、「ふぅ、脳神経内科に連れて行かなくてもいいね」って 一安心してたけどね...
結局は、あの日の昼からマークは謎のキザセリフ連射機になってたの
戻る時は戻るんだけど、突然キザなセリフ言い出すこともある。っていうか それが基本かもしれない
ミンニ
マーク
あ、大丈夫だった、なんて思っていた私はまだまだなのかもしれない
ある程度朝食が出来上がり始めた頃、最後の一品として、 マークの大好きな目玉焼きを作っていた
マーク
ミンニ
マーク
よしよし、この調子この調子。いつもの"あれ"には戻るなよ...、って 念じていても無理なものは無理で
目玉焼きも出来上がり、お皿に移そうとしたところ、マークが急に
マーク
ミンニ
ミンニ
もう、「はい」以外何にも言葉が出てこないような気がしてきていた
どうして前の彼氏なんか急に出てきた?は?どうしたマーク?
現在進行形で目玉焼きを作ってる最中だったから、そんな キザセリフごっこに付き合ってる暇はなかった
けれど、、、
マーク
そりゃそうでしょうね。誰かが見てたら逆に怖いわ← 仮に見ている人がいたとしても、このマークのキザなセリフを聞いて 何を思うんだろう...キュンキュンするのかな?
申し訳ないけど、少なくとも私は全くキュンキュンしない←
ミンニ
マーク
私、まあまあ楽な方だと思うんだけどな...
ミンニ
マーク
さらに強く抱きしめてくるマーク
ミンニ
マーク
・・・
もう、手遅れかもしれない...
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Tim子
Tim子
Tim子
Tim子
Tim子