お姫様
ちょっとあなた
私
・・・はい
私は、あるお城につかえるもの
お姫様
この服勝手に洗濯したの?
私
い、いや、勝手にではありません。お姫様。昨日お姫様が私にお洗濯をして頂きたいとお申し付けされました・・・
ペシっ
私
痛い・・・
お姫様
この無礼者!!
お姫様
私はそんなこと言ってないわ!
私
・・・
いつもこうです。でも私はどこにも雇ってもらえなくて、なぜかこのお城に働かせてもらえた。
月収300円と、かなりブラック企業だが、ここで働くしかなかった。
それを言ったら私は殺される。そう言われている
お姫様
じいや
じいや
はい、お姫様
お姫様
こいつほんと無礼だわ!
お姫様
すぐにでも殺して欲しいんだけど?
じいや
ひ、姫様。そんなはしたない言葉をお使いなさらないでください。
お姫様
ふん!
まだ顔のほほがヒリヒリする・・・
じいや
・・・
じいや
大丈夫ですか・・・?
私
あ、有難うございます
じいや
あの姫様は、人の苦しむのが好きな方なんです。
じいや
私たちには止めることもできません・・・
私
そうなんですね・・・
お姫様
じいや来て
じいや
あ、はい
じいや
では
私
さようなら
・・・
また今日もかな
またかな・・・