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日曜の午後 目黒の家の最寄り駅で、待ち合わせ
目黒
◯◯
俺も。......正直、今もちょっと緊張してる
そう言って目黒は笑うけど、 その手がさりげなく繋いできたのを、〇〇は見逃さなかった。
◯◯
目黒の家は、静かなマンションの上の階。 白とグレーで統一されたシンプルな部屋に、彼らしさが溢れていた。
目黒
◯◯
目黒
リビングのソファに並んで座ると、急に心臓の音が大きくなる。
家にふたりきり、距離感は学校よりずっと近い。目黒の香水の香りがふわっと漂ってきて、思わずドキッとする。
目黒
◯◯
目黒
◯◯
その一言に、目黒が少し驚いたようにこちらを見て、ふっと目を細めた。
目黒
◯◯
目黒
◯◯
少し照れながら答えると、目黒の指先が、そっと頬に触れた。
◯◯
目黒
そのまま、ゆっくり顔が近づいてくる。
◯◯
と思った瞬間。
目黒
低くて優しい声に、心ごと溶けそうになった。
◯◯
そう答えた瞬間、唇がそっと重なった。 軽くて、でも真っ直ぐで、あたたかくて。 そのキスは、「好き」の答え合わせのようだった。 唇が離れたあとも、まだ胸がじんじんしていた。
◯◯
目黒
その言葉に、自然と笑顔がこぼれた。 ただ静かに、ぬくもりだけが部屋に残る。 この瞬間が、ずっと続いてほしいと願った。