好き、なのになぁ

私は幼なじみで同級生の流星に片思い中

小さい頃から大好きで大きくなったら流星のお嫁さんになることが夢だった

でも…

中学生になってなんとなく距離ができて話す回数が思い切り減った

そして流星の隣にはいつも麗彩ちゃんがいる。

麗彩ちゃんは流星が所属してるバスケ部のマネージャーの女の子

すごく可愛くて男子に人気

でも、彼氏はいない

麗彩ちゃんは流星が好きだとかなり噂が立ってる

よりによってあんな可愛い子がライバルなんて…

しかも今一番、流星のそばにいるのは麗彩ちゃん

流星…

俺には幼なじみの女の子がいる

その子の事がずっと好きで好きでたまらない

でも、中学生なってからまともに話してくれなくなって…

気がつけば俺ももう中三

いい加減諦めた方がいいんだろうけど諦めなんてつかなくて…

愛琉と少し話しをしたくて部活が終わってから愛琉の教室に行ってみる

あいつまだ残ってるかな

いつもならいるんだけど…

入っていけなかった

愛琉、彼氏いたんだ

いつの間に彼氏作ってたんだよ…

名前で呼びあってるしただの友達じゃないだろ。どう考えても

夜

1ヶ月後

流星の靴箱にラブレターを入れた

でも、その後に増村さんに流星が告白されてるのを偶然見てしまった

私は思わずその場から逃げ出した

なんで告白のタイミングかぶるの…

教室で泣いて泣いてどれくらい時間が経っただろう

気がつくとあたりは暗くなっていた

圭太は無言のまま帰って行った

帰り道

突然流星がキスしてきた

13+7は「すき」という暗号

でも、もう暗号は使わない

だって、彼女ならいくらでも好きって伝えられるもんね？

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