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グルッペン
そう言い、俺はベットから起きた
自分の身だしなみを整え、今日の日付を確認した
今日は4/1、時刻は7:30…朝食は8:00からなのでいつもより、少し遅い位かもしれない
しかし、ここで異変に気づいた
グルッペン
そう、静かすぎるのだ
いつもだったら味方最大の脅威がチワワやポメラニアンの部屋に爆弾をしかけたり、
それに外資系や詐欺師が煽りに加わる
結局間に合わなくてたまたま近くにいた自称無能さんに被害がおよび、
見かねた教授やホビットが声を荒らげて止めにはいって
騒ぎを聞きつけた書記長様が全員を粛清している
その間に外交官と復讐鬼、たまたま帰っていた武器商人や軍医は優雅に、呆れたようにそれを眺めている
傍から見れば異常なのかもしれないが
俺たちにとっては日常であり
楽しい内ゲバなのだ
それがない
理由は分からないがとにかくない
普段は聞こえない平和的な鳥のさえずりでさえも聞こえてしまう
グルッペン
俺達の恒例行事であり挨拶のような内ゲバ
それがないのは死活問題だ
とは思ったものの、理由が分からない
とりあえず、他に変わったことがないか自分の部屋を調べてみた
グルッペン
資料とたくさんのお菓子が置いてある自分の机に見慣れない濡羽色のカードがあった
グルッペン
うーむ、どうしたものか…
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
今分からないのなら、後で考えるとしよう!
難しいことは有能な書記長様に任せておけばいいし!
内ゲバがないのも、この謎のカードがあるのが関係しているのかもしれない
俺はカードを持ち、警戒しつつも部屋を出た
俺は1番近い食堂に向かっていた
移動途中にインカムで連絡をとってみたが出られない状況なのか、圏外なのか分からないが繋がらなかった
そこで、朝だし誰かしら腹を空かせているだろうから食堂にでも…と思って向かっているのだが、
グルッペン
廊下で幹部だけではなくいつもだったら、私の顔を見るとすぐさま敬礼してくる一般兵にも会わないのだ
静かだったのはこれもあったのか…
余談だが、兵士たちに関してはそんな堅くなくていいと思ってるが!
と、6徹明け+内ゲバの後始末後の堕天使に言われてしまったのは懐かしいな
こんなことを思いながら歩いて食堂に近づいても声は聞こえなかった
それでも中は確認しようと思い、入ってみた
パッと見、怪しげなところは……
グルッペン
何も無いなら、外の訓練場でも行こうかと思ってたが
……まさかのカメレオンがいるとは…
グルッペン
不思議に思い、恐る恐る近づいてみた
いや、俺は別に爬虫類が苦手って訳じゃないんだゾ?ただ、びっくりしただけで普通に?できる??からな??フリじゃないゾ???
グルッペン
グルッペン
そこには常磐色のカードがあった
グルッペン
グルッペン
さっきからじっとこちらを見て動かない緑のカメレオンに問いかけてみた
よくよく見てみるとこいつの柄は“アイツ”のトレードマークであるクリーパーカーの迷彩柄にそっくりだった
似ているからなのかなんとなく愛着が湧くヤツやな…と思っていると
グルッペン
目の前のこいつは面白いおもちゃを見つけたときの“アイツ”そっくりの無邪気な笑みを浮かべた
グルッペン
ような気がした…
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
手を伸ばしてみると、身軽な動きで腕からするすると登り、俺の肩にさも当然だというように居座った
その動きは、やはり暗殺者のようにもみえたがただのカメレオンのようにも見えた
…………まぁ、着いてこいといったのは俺だったが、なんというか抵抗というか、渋られるかと思ったので単純に驚いた
こんな予想外のことが起こるのはやっぱり『ゾム』に似ていると感じつつ食堂の扉を抜けた
よろしくな!グルッペン!!
後ろから誰かの声が聞こえた気がした
ゆーゆー
ゆーゆー
グルッペン
ゆーゆー
グルッペン
グルッペン
ゆーゆー
グルッペン
ゆーゆー
グルッペン
ゆーゆー
グルッペン
ゆーゆー
ゆーゆー
ゆーゆー
ゆーゆー
ゆーゆー
ゆーゆー