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裏表の町

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裏表の町

1 - 第一話目  引っ越し先

2021年03月30日

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青い空。

美しい草原

心を癒やす川の音

そしてちいさな村

こんなに平和で豊かな所

恐ろしいことなんて何一つないだろう

はぁ~~~!やっとついた!

空気が美味しいわねー!

ほんとに!素晴らしい場所だわぁ……

さて、新居に行こっか

はーい!

遠い都会の街からやってきた葵たち。

都会にはないこの風景に葵たちは興奮していた。

それもそのはず。 こんな綺麗なところ。他にない

ここが新居!?

そうよ!

ひっろーい!

窓から見える景色も綺麗だし‥本当にいいところよね。

ね!なんで知名度低いんだろう。

んー、でもおかしな点があるのよね

カーテンだけは、必ずつけてくださいって言われるのよ。夜になったら必ず締めなさいって

えなんで?

わからないわ。
とりあえずそう言われてるのよ。
夜の外出は絶対ダメ。
夜カーテンを開けちゃだめ。
夜外を覗いちゃだめって

とりあえず、夜は家でじっとしなきゃだめなのね

そうよ。葵も気をつけなさい。

はーい

ピンポーン

あら、お兄ちゃんかしら

え!

あら、言ってなかったっけ。お父さんとお兄ちゃんは後々来るって

聞いてないよ!

二人暮らしなのかと思ってた!

それはそれは。ごめんなさい

よっ!

お兄ちゃん!

お前外の景色見たか?すっげーきれいだったぞ

見たよ!ほんとすごいよね

あ、そうだ。一緒に挨拶行かね?

いいよ!お母さんは?

お母さん、ちょっとお父さんが来るまでお留守番してるわね
日が暮れるまでには絶対に帰ってくるのよ

はーい

はーい

ここか

よし、押すぞ

ピンポーン

颯太

はい

わぁすごくかっこいい(ボソッ

おい(ボソッ

颯太

どうされました?

おっと、すみません。
本日、隣に引っ越してきた佐藤と申します。これからよろしくお願い致します。あ、あとこちら、心ばかりの品ではございますが、宜しければお受け取り下さい

(よし、いえた!)

颯太

ご丁寧にどうも。

颯太

僕、真野 颯太と申します。

颯太

そちらは?

私、佐藤 葵です。

僕は 佐藤 仁と申します。

颯太

そうなんだ。これからよろしくね。

はい!

突然すみません、一人暮らしをされてらっしゃるのですか?

颯太

よくわかったね。そうだよ。
あと、敬語じゃなくて大丈夫だよ。多分君たちと同い年だと思う。

わかりました。あ!わかった!です……

梨子

おにいちゃーん!

颯太

お、すまんな。俺の妹の梨子だ

妹さんもいらしてるんですね!

妹さんもいるのに一人暮らし……大変ですね

颯太

まぁ、俺はもう社会人だから一応稼げてはいるよ。

お兄ちゃんとは大違い

おい!

颯太

笑笑

梨子

影で話聞いてたけど、貴方葵さん?

あ、はい!そうです!

梨子

そうなのね!学校どこなの?

えーと、青浜中学です!

梨子


一緒の学校だわ!
何年生?

今年から……2年生ですね

梨子

同級生じゃない!これから仲良くしましょ!

はい

颯太

ま、とりあえずこれからうちの梨子をよろしくね

はい!

では、これからよろしくおねがいします。

颯太

はーい

ふぅ。終わった

え!?もう16時!?

貴方達3時間何してたのよ

ずっと話してた

とりあえず、お疲れ様。

お父さんは?

それがまだ帰ってきてないのよね

日が暮れたらもう外出れないし、心配だわ。

そっか………

夜外出れないのか?

そうそう。
夜の外出と
夜、外の景色を見ることは禁じられてるのよ

とりあえず夜中は家の中でじっとしなきゃだめってこと

え?なぜ?

それがわからないのよ。

でもさ、そんなに禁じられてるってことは危ないのか?
普通だったらありえないだろそんなの

ほんとよね。

ってことは、夜、とても恐ろしい所になるってことだろ。
じゃなきゃ禁じない

それなら、お父さん日が暮れるまでに帰ってこなきゃ………

………

どうしましょ。お父さん連絡もつかないし

やばい。どんどん暗くなってきてる

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