その後、入間達に聞いた話だが 飛行試験で倒れた私はランク測定不能として扱われ
入間と同じ、一番底辺のランク「アレフ」となった
不幸中の幸いだ、これ以上目立ったらたまったモンじゃねぇ
だから、これからは目立たずに、
オペラ
坂本 要
鈴木入間
坂本 要
そう、私がまだ病み上がりだからという理由で私達は強制的に馬車へと乗らされたのだ
オペラは赤いマットを敷き
オペラ
鈴木入間
坂本 要
その時
サリバン
サリバン
サリバン
坂本 要
鈴木入間
私は爺さんから携帯を受け取り、 入間の手を引きながら、その場を去った
しばらく歩くと
アスモデウス・アリス
満面の笑みのアズが現れた
アスモデウス・アリス
鈴木入間
坂本 要
その時、
ウァラク・クララ
坂本 要
私の腰に絨毯に身を包ませたクララが直撃した
ウァラク・クララ
アスモデウス・アリス
坂本 要
オペラ
そして、私の身体の上で乱闘が 繰り広げられた
坂本 要
坂本 要
その後、私はアズ達から謝り倒され、そのまま植物塔へ向かった
鈴木入間
アスモデウス・アリス
ウァラク・クララ
坂本 要
ストラス・スージー
鈴木入間
そうして授業が始まり、どうやら魔力を利用して鉢に花を咲かせるそうだ
坂本 要
アスモデウス・アリス
アスモデウス・アリス
坂本 要
ジャックス・リード
その時金髪チャラ男が声を上げ、 上を見上げれば
ジャックス・リード
そこには、黒の制服に身を包んだ悪魔達がいた
アンドロ・M・ジャズ
坂本 要
ジャックス・リード
坂本 要
学校によくいる教師の発言を鵜呑みにしてるだけの生徒会じゃねぇのな
ガープ・ゴエモン
坂本 要
鈴木入間
私は入間が見えないよう、前に立ち生徒会の奴らに睨みを効かせた
粗方、入間と私を見物しにきたんだろうな。じゃなきゃ、こんなアブノーマルクラスに来るメリットがねぇ
その時
サブノック・サブロ
サブノック・サブロ
鈴木入間
サブノックの手には、自分で鉢を壊している花があった
その後、皆各々花を咲かせていった
坂本 要
花、、
「要ちゃん、貴女にもいつか見せてあげたい、」
坂本 要
私は鉢に額を合わせ
坂本 要
皆んなが花を咲かせていってる中、僕は鉢と睨めっこしていた
もし僕に魔力があったら、花かぁ あったかい色がいいなぁフワフワの
鈴木入間
僕の指が芽に触れた瞬間
鈴木入間
その瞬間、指輪が光出し、 要さんは芽が光出した
坂本 要
私の芽が光出した瞬間、私の携帯が音を鳴らした
出てみれば
サリバン
サリバン
坂本 要
サリバン
サリバン
鈴木入間
坂本 要
サリバン
サリバン
サリバン
その瞬間、入間の鉢から幹が生え始めた
坂本 要
サリバン
サリバン
坂本 要
要「もっと早く言いやがれクソジジィィィ!!」
そう要ちゃんの声が響き、 電話が切れた
サリバン
オペラ
オペラは窓の方を指差し
サリバン
窓には、淡い桃色と鮮やかな紫が映っていた
坂本 要
幹に寝転ぶ私の目には、散っていく桜と風に揺られる藤の花が映っていた
私は起き上がり、上を見上げる
坂本 要
アスモデウス・アリス
私は入間様を安全な場所へ運び、 要様の元へ向かった
だが、
坂本 要
そこには、いつもの凛とした要様いなく、
ただ、綺麗だった
アスモデウス・アリス
私の心臓は大きく高鳴った あんなに綺麗なおヒトは見た事がなかったのだ
入間様とは違う、違うベクトルの麗しさ、美しさ
坂本 要
その時、要様が私の方へと振り返った
アスモデウス・アリス
ウァラク・クララ
向かい側からウァラクが顔を出した
坂本 要
ウァラク・クララ
坂本 要
アスモデウス・アリス
"お美しいです"
そんな言葉を喉の奥へと押し込んだ
その後、私と入間はセンコウから 片付けを頼まれ、遅くまで残っていた
坂本 要
鈴木入間
鈴木入間
坂本 要
その時
アザゼル・アメリ
鈴木入間
入間とタッパのデケェ女が角で ぶつかり、入間の持っていた掃除用具が散乱していた
女はそのまま頭を抑え、座り込んでいた
アザゼル・アメリ
鈴木入間
坂本 要
私は道具置き、入間は女の元へ 向かった
鈴木入間
アザゼル・アメリ
こ、これはまるであの書物と同じ状況ではないか!!
坂本 要
その時、要が私の前でしゃがみ、 私の額に手を当てた
坂本 要
私は傷が付いてる悪魔の頬を鷲掴んだ
アザゼル・アメリ
鈴木入間
坂本 要
入間、要!!
私は要の頬から手を離すと、 要は入間の後ろへと逃げた
坂本 要
鈴木入間
合点がいった!!
悪魔、ドラゴンを召喚しランクは全て測定不能、
鈴木入間
魔界にはない「木」を出現させ
そして、私にぶつかってきて惚れさせようとしてる!
その後、女がとある漫画を落とし 入間がそれに食いついた
アザゼル・アメリ
坂本 要
坂本 要
私は入間の背中から顔を出しながらそう威嚇した
その時、私の身体が宙に浮いた
坂本 要
ダンタリオン・ダリ
坂本 要
私を入間から引き離したのは ジミーだった
ダンタリオン・ダリ
アザゼル・アメリ
ダンタリオン・ダリ
ダンタリオン・ダリ
そう言い、ジミーは私を抱っこし 反対方向へ歩き出した
、、なんでよりによってジミーなんだよコンチクショー
着いた場所は、やけに生活感のある部屋だった
坂本 要
ダンタリオン・ダリ
坂本 要
ジミーは私をソファへと降ろし
ダンタリオン・ダリ
坂本 要
はいはい、と返事をしながら ジミーは台所へ消えた
坂本 要
、、やっぱジミーだな どっかにエロ本とか置いてねぇかな
私が部屋をしばらく見渡していると
ダンタリオン・ダリ
ジミーがマグカップを持って現れた
坂本 要
私がジミーからマグカップを受け取ると、ジミーは私の隣へ座った
坂本 要
ダンタリオン・ダリ
坂本 要
ジミーは私の事を真っ直ぐと見つめ
ダンタリオン・ダリ
坂本 要
その時のジミーの表情は、 まさしく"バビルスの教師"の表情だった
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