/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
詩織
私の名前は詩織
詩織
普通の高校生。少し霊感があり、私には霊が見える。
詩織
良くおじいちゃんが言っていた。
詩織
「絶対にあの神社には
近づくんじゃないよ」
近づくんじゃないよ」
詩織
「もし近付けば……」
詩織
神隠しにあい、この世には居ないことになると……
数週間前……
玲斗
なぁ、詩織
詩織
ん？なに？
玲斗
お前のじいちゃんって
玲斗
確か神社の人だったよな
詩織
うん、それがどうかした？
玲斗
いや、気になったことがあったんだ。
詩織
なに？
詩織
(玲斗は私の幼馴染みで
すごく仲のいい友達だ。)
すごく仲のいい友達だ。)
玲斗
お前のじいちゃんが継いでるっていう神社は
玲斗
もう廃神社になってるんだろ？
玲斗
その理由が知りたいんだ。
詩織
私も良くは知らないの。
詩織
おじいちゃんの行方も分からないままなの。
詩織
ただ、これだけは知ってる……
玲斗
……例の、''神隠し"か？
詩織
うん……それしかないと思うの。
ﾀﾀﾀﾀｯ(走ってくる音)
華蓮
やっほー！
華蓮
なーに、真剣な顔してるの？
詩織
きゃっ！？
玲斗
うわぁっ！
華蓮
もー、なによー私抜きで話すとか！
華蓮
何話してたの？〜
詩織
もー！華蓮てば、ビックリしたじゃない！
華蓮
ごめんごめん！
華蓮
で、何の話？
詩織
おじいちゃんの話をしてたの。
華蓮
行方がわからないって言う
華蓮
あのおじいちゃん？
詩織
そう。変だなって
華蓮
警察も動いてくれてるし
華蓮
大丈夫だって！
玲斗
他人事みたいに言うなよ。
玲斗
それに、解決してない事件だってあるんだそ
玲斗
お前ははしゃぎ過ぎだ馬鹿
華蓮
はぁー？馬鹿にバカとか言われたくない！
雷覇
二人とも喧嘩やめなよ。
小学生じゃないんだから。
小学生じゃないんだから。
詩織
(華蓮はこの高校に通いだしてからの私の友達。天然で危なっかしいけどとても可愛い子だ)
詩織
(雷覇は、大人しい性格で玲斗とは中学生からの付き合いとかなんとか……)
詩織
もう！玲斗も華蓮も、落ち着いて！
詩織
とにかくもう一度帰りに警察に私は寄ってみるよ。
玲斗
俺も行く。
華蓮
二人ともずるーい！
華蓮
華蓮も行くー！
雷覇
もう、華蓮、遊びじゃないんだから、。……
雷覇
皆が行くなら僕も行くよ。
詩織
ごめんね、皆まで迷惑かけて。
玲斗
気にすんな。幼なじみなんだからよ。
詩織
……いつも私の気持ち気づかないくせに((ﾎﾞｿｯ
玲斗
なんか言ったか？
詩織
べ、別に何も！
玲斗
お、おう。
華蓮
何時集合にするー？
詩織
学校おわったら私の家に来て！
雷覇
了解
玲斗
了解した(^^♪
玲斗
わかった。
そして放課後……
詩織
やらかして遅れちゃった^^;
詩織
皆もう終わってる？
雷覇
僕はもうしおりの家の近くにいるよ。
華蓮
華蓮も、雷覇と来てるー！
詩織
あれ？玲斗は？
玲斗
わり、少し遅れる
詩織
うん？何かあったの？
玲斗
ちょっとな。後から向かうよ
詩織
わかった！
"1時間"
詩織
@玲斗
詩織
まだ？大丈夫？
華蓮
おーそーいーよー……
雷覇
玲、大丈夫？
玲斗
おい。通知うるさい
詩織
皆心配してんだから！
詩織
で、どうかしたの？
玲斗
ちょっと気になることがありすぎてな、今から神社へ来れるか？
詩織
おじいちゃんの？
玲斗
そうだ。
華蓮
えー！あそこ気味悪いもん……
華蓮
華蓮行きたくなーい！
雷覇
僕は行くよ。
華蓮
むー……雷覇がいくなら華蓮も。
雷覇
うん。偉い。
玲斗
お前らイチャつくならよそでやれ
雷覇
玲、僕いちゃついてないよ
玲斗
はいはい。
玲斗
とりあえず来てくれ
詩織
わかった！
神社へ……
詩織
おじいちゃん……
玲斗
……話をよく聞け。
玲斗
噂になってる"事件"って何かわかるよな？
雷覇
うん。もう僕や違う学年の子達が数人行方不明になってるんだよね。
雷覇
警察は誘拐や、家出とかくだらないこと言ってるけど
雷覇
ほとんどここの神社に来た人達が行方が分からなくなってる。
詩織
うん。
詩織
他にも
雷覇
"神隠し"って言う噂もあるね。
華蓮
そんなの信じなくていいじゃん！早く帰ろうよ……
詩織
ごめんね華蓮
詩織
巻き込んで。
雷覇
詩織が謝る事じゃないよ
雷覇
華蓮、もし嫌なら帰りな。
雷覇
僕や玲はここに残る。
雷覇
噂の謎を解きたい。
華蓮
……華蓮もここに居る。
華蓮
帰りたいけど、詩織を置いて帰りたくなんかない！
華蓮
だから、ごめんねわがままばっかり……
詩織
大丈夫、こっちこそごめんね。
玲斗
感動中悪いが、話戻るぞ
玲斗
とりあえず噂を探らないと分からない。
ﾌﾌﾌ……(笑い声)
詩織
……ねぇ
詩織
今なにか聞こえなかった？
玲斗
ん？聞こえたか？
こっちだよ……
雷覇
僕も今聞こえた
雷覇
"こっちだよ"
雷覇
そう聞こえた。
ﾌﾌ……
詩織
……行ってみよう。
華蓮
詩織……？やめなよ！危険だよ……！
詩織
大丈夫だよ。おじいちゃんの神社だもん。
詩織
危険なはずが無い、
玲斗
あぁ、そうだな。
玲斗
行くぞ。
華蓮
……
雷覇
行こうか華蓮。
怖かったら僕の前に居て
怖かったら僕の前に居て
雷覇
君の後ろは僕が歩くから。
華蓮
うん、ありがとう……
ｷﾞｨｨｨ……(神社の扉を開ける)
玲斗
いつ見ても広い神社だな。
玲斗
ほんとにここ神社なのか？
詩織
確かに神社だけど
詩織
昔はお屋敷だったんだって。
詩織
それも神様の。
玲斗
へぇ……、なるほどな。
玲斗
とりあえず入るか。
だめ……!!!!(子供の声)
雷覇
華蓮何か言った？
華蓮
何も言ってないよ？
華蓮
怖いこと言わないで……！
雷覇
ごめん。
……っ、入らないで……!!!
詩織
やっぱり聞こえる……
詩織
……誰かいるの？
???(子供の声)
だめ！入っちゃだめ！！
玲斗
っ……！？
玲斗
誰だお前。
???(子供の声)
僕、僕は……
???(子供の声)
とにかく聞いて、
???(子供の声)
ここに入ると……
???(子供の声)
……????????に????????る
詩織
まって、聞こえないよ？……
???(子供の声)
だから……！????????れ????????る！
玲斗
何言ってんだこいつは。
玲斗
霊……なのか？
???(子供の声)
????????！????????！！！！
雷覇
何も聞こえないよ。
華蓮
……
???(子供の声)
……ろ……れる。
詩織
やっと聞こえた、
詩織
……ろれる？
???(子供の声)
……スグハ様に
???(子供の声)
……コロサレル
ﾌｯ……(消える音)
詩織
居なくなった……？
雷覇
"スグハサマ"って言ったよね
詩織
うん、言ったね。
詩織
確か、神様の名前だったはず
雷覇
スグハサマ殺される。
雷覇
それって今回のことに関係あることだよねきっと。
玲斗
多分な
玲斗
入るな、あの子は忠告してくれたのか
玲斗
……助かったよ。
玲斗
ありがとうな
うん……(子供の声)
スグハサマは……おこらせたら
呪い殺されるよ。
スグハサマは××××なんだ
だから……き……つけ
詩織
××××？
詩織
文字化けはスグハサマのせいなのかな、。
詩織
……とにかくありがとう
詩織
忠告してくれたのは感謝する
詩織
でも、もう立ち止まる事は出来ない……
謎を解くんだ……！！
絶対に……
"待ってておじいちゃん"
Part2「怪異の世界」へ続く……
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
ランキング
新着