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理想主義者クン総受け。

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理想主義者クン総受け。

4 - 曲パロってやつだよ 【国→佐】

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2024年01月13日

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国佐前提ですが…私は台詞無しになりますので代わりに注意喚起を、させて頂きます。

国木田様総受け…という事ですが、NLを持ち込んでしまいました。

ですが、見方によっては太国かもしれませんね。

投稿主が土下座しています。

此の小説には、”チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ”の曲パロを含みます。
故、学パロ等が自動的に含まれます。

其れと…突発的なのでとても短いです。

曲パロは初めてと言う事ですので…多めに見ていただけると幸いです。

以上のことが大丈夫な方はお進み下さい。

昨晩、どうやら告発が起きたらしい。

どこか不気味な廊下に、1人の冷たい足音が響く。

俺は他の生徒と違い、告発を真っ先に知ることが出来る。

故、密告された側の状態を確認しなければならない。

其の様な仕事だからと云って、俺自身が密告されないという事は無い。

逆に重要な仕事程、何かをしでかせば内部で抹消される。

行動には人一倍気を付けなければならないという事だ。

…少し話が逸れたな。そろそろ着くだろう。

廊下は走ってはならない。 此の様な少しの規則の乱れでも、悲惨な自体を招く事も無い訳ではない。

…此処か

俺は扉の前に立った。

厭な予感はするが、之も仕事。

そう思い聞かせ、俺は扉に手をかけた。

空き教室。

扉の開く音が木霊する。

な……ッ

皺も汚れもない、見慣れたセーラー服。

袋からはみ出た長くて黒い髪が暖かい風に揺れている。

まるで其処で待っていました、と言わんばかりに冷たい身体が行儀良く椅子に座っていた。

俺の、想い人が。

呆気に取られている俺の背後から、扉を開ける音がした。

振り向くのが何故かとても恐ろしく感じる。

声が聴こえた。

あァ、此処に居たんだね。

国木田君。

ッ…!

太宰が其処に立っている。

今の時間に太宰はいない筈。

彼女…佐々城さんは、

”規則”に反してしまったんだ。

背筋が凍る。

此の段階から告発の情報を知る者は俺しかいない。

そう、気づいてしまったのだ。

…私だよ、密告したのは。

佐々城さんはもう既に、数人を…殺めている。

此処で起こった事件の約半分。

彼女が…裏で手を引いていたんだ。

此の儘では…国木田君の身が危ない。そう思った。

私は…国木田君を守りたかったんだよ。

暖かい風は吹く。

其れなのに、彼女は冷たい。

どうか。

どうか微笑まないでくれないか。

理想主義者クン総受け。

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