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私はごく普通の少し不思議な家庭に生まれました
私が生まれた時には両親と兄が家にいました
月灯 玲緒
月灯 玲緒
月灯 花火
3つ上だけど早生まれの関係で学年で言うと2つ
ただ一年の殆どが3つ差だった
月灯 花火
月灯 花火
月灯 玲緒
月灯 花火
月灯家は“月灯建築”って言うこの国のトップクラスの建築会社の社長をしている家系
有能で当たり前、賢くて当たり前の家系だった
それの長男なだけあって玲緒は模範生で秩序も知ってて、気も使えるザ・優等生のような人
対して私はついの存在であるとも言えるおてんば、元気、素直って感じの社長の娘とは言えない人柄
まるで月夜と花火
お互いが引き立てあってるようで真逆
長くにわたって光り、多くの人に好まれる月夜みたいな玲緒と
一瞬輝いて終わりで見逃す人もいるような小さな花火の私
私らの日常を見てもらいたい
月灯 玲緒
月灯 花火
月灯 玲緒
月灯 花火
月灯 花火
月灯 玲緒
月灯 花火
月灯 花火
月灯 花火
月灯 玲緒
月灯 花火
月灯 玲緒
月灯 花火
月灯 玲緒
月灯 花火
月灯 玲緒
月灯 花火
月灯 玲緒
なんて喧嘩は日常茶飯事正反対なら分かり合えるとか言った奴だれ?
日常すら一瞬にして破壊したもの、
それが両親暗殺事件
社長と副社長の両親が同一犯と思われるメガネをかけた男に暗殺された
玲緒は現場にいたらしく右側を中心に血まみれで疲れているようだったけど出会えた
そして首都へ逃げる、それで
生きていくために怪盗をはじめる
けどそんなやり方なんてわかんなかって…
玲緒が就職して働くも給料は足りず家もなかった
月灯 花火
月灯 玲緒
月灯 玲緒
月灯 花火
月灯 花火
月灯 花火
月灯 玲緒
月灯 花火
月灯 花火
月灯 玲緒
月灯 花火
玲緒は盗むことに大反対した
そう、盗もうって言い出だしたのは私
それから少し経ってから
玲緒は大企業月灯建築の事務部に就職した
私たちは放置されている空き家に住み込み生活していた
環境は劣悪
ゴミだらけ埃だらけ家具はボロボロ
扉は穴が開きレールから外れている
窓ガラスも割れていて鍵も壊れているためプライバシーのかけらもないけどそんな贅沢は言えない
そこで玲緒は朝から晩まで働いてお金を得る
そして私は朝から晩まで暇人生活
というわけにはいかないから空き家を綺麗にし続けた
と言ってもようやく穴の空いた畳が少量見え始めたくらいでたいして綺麗にはなっていない
本当にお金がないからゴミの中にあるナイロンの中にゴミを詰め込み捨てる
直すお金はないからそのまま放置、たまに保存状態のいい木の板とかでつぎはぎにすることもある
そして食事は最難関だった
とにかくお金がない
玲緒は1日に18時間くらい働く
そして18時間でもらえるお金は15,000円、時給は800円代の激安企業
そして休みは週ゼロで寝ている3時間だけが玲緒の休み時間だった
15000円有れば色々できるとかいうけど必要なパソコン、スマホ等事務作業に欠かせない機材は借金して買っていたからその返済
そして1日一食で週一でご飯なしだけど食事代、衣服代、風呂もゴミ置き場だから銭湯代、電気代と家賃が追加される
事務作業をするから電気を通してもらうために家賃を払う必要があった
それに追加し貯金をしないとダメなのが最大の難関
雨漏りの時には死ぬ気で機材を守った
そんな生活を続けて4ヶ月ほど…
玲緒が倒れた