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○○(貴方)
りと
王宮横町駅前
○○(貴方)
いつもはモンスターで溢れかえっている通路も全くいなかった。 同じ道を通った人がバカ強かったのだろうか。
それはそれとして、私は今とある問題に悩まされている。
○○(貴方)
さすがに駅前のカフェという情報だけでは無理だった。
もう少し細かい情報を聞こうとスマホを開いた時
りと
何故かカフェにいるはずのりたが私を呼ぶ声が聞こえた。
○○(貴方)
私が不思議そうに聞くと、彼女はスマホの予約画面を私に見せて、申し訳なさそうにした。
りと
○○(貴方)
そう言いながら他の場所はないのかとスマホで探していると、空席がある所を見つけた。
○○(貴方)
私がスマホの画面をりとに見せると、彼女はかなり興奮した様子を見せた。
りと
○○(貴方)
りと
私たちは椅子に体重を預けながらりんごジュースを飲んでいた。
流れているニュースによれば外の気温は現在30度らしい。そりゃ暑いわとなりながらも私はりたとの談笑に夢中になっていた。
○○(貴方)
りと
○○(貴方)
りと
そんなこんなでティアスタについて語っていると、突然とある男性が話しかけてきた。
???
半袖のTシャツに青のジーンズのスキニー。 そして男性としては長めの髪を纏っている。
顔立ちもかなりよい。 綺麗系イケメンだ。
○○(貴方)
しかし正直ナンパだと思っている。 こいつはティアスタファンの皮を被ったやばい人だと思っている。
しかしガチファンだった可能性も捨てきれないので、疑いの目は持ちつつ接することにした。
???
○○(貴方)
○○(貴方)
本名さえ教えてくれたら悪い人では無いと思った私は、勇気を振り絞って聞くことにした。
これで答えてくれたらおそらく悪い人ではないだろう。悪い人は本名を知られたらまずいから。
???
きんとき
そういう彼の顔はおそらく 「やっと同士に出会えた」 という嬉しみの顔をしていた。
悪い人では無さそうだし、むしろティアスタガチファンであろう。 この人は信用出来る。
りと
○○(貴方)
ガチファンだとわかった以上、あとやることはひとつだ。
○○(貴方)
私はテーブルから身を乗り出してかなりの笑顔できんときさんへと話しかけた。
そう言われた彼は少し困惑しながらも、嬉しそうな顔で「いいですよ」と 答えてくれた。
きんとき
りと
おおよそ30分後
きんとき
きんとき
○○(貴方)
りと
彼と別れようとしたところ、りとが最後にときんときさんへとある提案をした。
りと
きんとき
そう言われた彼はとても不思議そうにしていた。 無理はないだろう。突然呼び止められるんだから。
りと
そう言うりとはとてもおずおずとしていた。
きんとき
りと
こういう時にLINEはかなり珍しい。 普通であればインスタもしくはツイッターである。 LINEは個人情報も入っているので見知らぬ人に教えるのはハードルが高い方だからだ。
きんとき
きんとき
りと
そう言うとりとはきんときさんが出したQRコードを読み込んでいた。
りと
きんとき
彼はほっとした表情をすると、 「ではまた会えたら会場でー!」 とカフェを出ていった。
○○(貴方)
りと
○○(貴方)
りと
時計は3時半を示している。 物販とか並ぶならそろそろ行った方がいいだろう。
○○(貴方)
りと