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谷口さん

どもどもー。

谷口さん

体重が増えそうでやばい谷口さんです。

谷口さん

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

谷口さん

第22話。告白のお返事の真相が明かされます。(今回タップ数多めです。)

谷口さん

それでは、START。

…莉杏

莉杏

莉杏

…急に呼び出して、ごめんなさい。

ううん、大丈夫だよ。

…告白の返事のことかな?

莉杏

…はい。

…改めて、言わせてくれるかな。

…莉杏さん。僕は、君のことが好きです。

僕の気持ちに応えてくれるなら…ぜひ、付き合ってください。

莉杏

…。

莉杏

…ごめんなさい。

ッ…

…それは、どうして?

…僕からの告白、嫌だったかな…?

莉杏

ッそんな訳ッ!

莉杏

…憐先輩のことが嫌いな訳じゃないんです。

莉杏

寧ろ…"好き"って伝えてもらったとき、すごく嬉しかったです。

莉杏

あの憐先輩から、好意を寄せられているんだって。

莉杏

…先輩のこと、かっこいいなとも思っていましたし。

…じゃあ、どうして…?

莉杏

…。

莉杏

…憐先輩。先輩って、凄い人なんです。

莉杏

生徒会長で、文武両道で、かっこよくて、皆から好かれてて…。

莉杏

…こう思うのは、おかしいかもしれないですが…。

莉杏

…私はきっと、憐先輩のことを"憧れ"として見ているんです。

…"憧れ"…?

莉杏

…はい。

莉杏

憐先輩。私が体育祭の練習をしている時、走り方を教えてくれましたよね。

莉杏

走る時のコツを教えてくれたり、実際に走ってみてくれたり…。

莉杏

…その時の先輩の後ろ姿を見て、思ったんです。

莉杏

"私も、こんな風になりたい"って。

ッ…

莉杏

先輩が3年生だからそう思ったのか、先輩だからなのかは分かりませんが…。

莉杏

…どうであれ、私にとって先輩は"憧れの人"なんです。

莉杏

それに…私じゃ到底、先輩には釣り合わないんです。

…え?

莉杏

さっきも言ったように、先輩は凄い人なんです。

莉杏

それに比べて…私は特別可愛い訳でもないし、特別何かが出来るわけでもない。

莉杏

先輩が"天才"なら、私は"平凡"なんです。

莉杏

そんな私が、先輩に釣り合うわけない。

ッそんなことッ…!

莉杏

…それに。

莉杏

クラスの中にも、先輩のことを好きな人はいっぱいいるんです。

莉杏

一目惚れした子もいれば、入学する前から好きだった子も。

莉杏

先輩のことを"恋愛的に好きな人"がいるんです。

莉杏

…それに対して私は、"恋愛としての好き"じゃなく、"憧れとしての好き"なんです。

莉杏

私の今の気持ちで先輩と付き合ったら、先輩にも、他の子にも迷惑をかけちゃいます。

莉杏

"自分のせいで誰かが傷つく"

莉杏

それだけは…したくないんです。

莉杏

…そんな、私の我儘です。

莉杏

…だから。

莉杏

私は、先輩とは付き合えません。

…結果、僕は振られちゃったんだ。

夢翔

…。

…吐き出せてよかった。だいぶ落ち着けたよ。

夢翔

…どうして、俺に話してくれたんですか。

…君は、僕のライバルだから。

…そろそろ、休み時間終わっちゃうかな。

それじゃあね。

ガラガラガラ

夢翔

…。

夢翔

…はー…。

夢翔

(…あいつ、振ったのかよ…あの会長のこと…。)

夢翔

(…会長、だいぶショック受けてそうだったな。)

…ふぅ。

(…あの時から、僕は恋愛対象に入ってなかったのか。)

(…一目惚れした子だからって、安易に接するべきじゃなかったかなぁ。)

(もっと慎重にいっていれば…もしかしたら…。)

夢翔

…。

裏奈

兄貴ー。風呂上がったぞー。

夢翔

…。

裏奈

…兄貴?

夢翔

…ん、あぁ。分かった、風呂な。

裏奈

…。

裏奈

…そういえば、莉杏が無祇会長振ったの知ってるか?

夢翔

…まぁ。

夢翔

ってか、何で裏奈知ってるんだ?

裏奈

本人から相談受けたから。

夢翔

んなッ…!?

夢翔

…へ、へー。

裏奈

悩みに悩んだ結果、振ったらしい。

夢翔

(…付き合う可能性もあったのか…。)

裏奈

…それにしても、無祇会長も凄いよな。

夢翔

何が?

裏奈

振られた後も"君をその気にさせるよう、これからも頑張るから"って言ったらしいぞ。

夢翔

…ッはぁッ!?

夢翔

ほッ、本当に会長が言ってたのかッ!?

裏奈

あ、あぁ。莉杏から聞いたし。

夢翔

(あッ、あの人ッ〜〜〜!!)

どうしたの夢翔くん、こんな時間に。

夢翔

ッ会長ッ!

夢翔

あいつに変なこと言ったって本当ですかッ!?

変なこと?

夢翔

その気にさせるまで頑張るからーみたいなやつですッ!!

うん。言ったよ?

夢翔

んなッ…!

だって、"諦めた"なんて言ってないし。

…それにしても、誰から聞いたの?

わざわざ君には言わなかったのに。

夢翔

ッはぁッ!?

だって、ライバルだし。油断してくれるかなーって。

夢翔

あ、あのですねぇッ…!

あ、でも今は僕が1歩リードしてるかな?

夢翔

ッ…何でですか。

"好きバレ"って、相手のことを意識してくれるからいいみたいだよ?

もしかしたら、本当に付き合っちゃうかもね?笑

夢翔

ッ…んなことさせないです。絶対。

それじゃあ、これからも"恋のライバル"としてよろしくね。夢翔くん。

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