○○
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蓮
蓮
○○
蓮
蓮
時計の針が真上を過ぎて 帰って来た蓮からは
私のではない甘い香水の香り。
風呂場に向かった蓮は
私がバニラの様な甘い香りが苦手な事をもう覚えてないだろう。
風呂場から聞こえる 静かな水の音を聞きながら
布団に潜り込む。
こう何度も経験していても、
涙目は頬を 伝って流れてくるもので。
蓮…、。
私は知ってるよ。
蓮の癖。
浮気して帰って来た時は 真っ先にシャワー浴びる事。
私は知ってる。
でも蓮は優しいから、
それも蓮の優しさなんだなって、
私は感じてる。
布団の中で蓮も一緒に寝れるように
蓮の分も空けながら、
ベットの隅で蓮の事を考える。
次、蓮が浮気したら…、。
次、他の女の香水の匂いをつけて私の元へ帰ってきたら…、。
蓮は私の事どう思ってるのか…、
考えると心が締め付けられる。
「別れよう。」
何度も口にしようとした。
でも、この一言が言えないのは
蓮がどうしようもなく好きだから。
"気持ち"というものは
どうしても誤魔化せなくて、
"めんどくさい_。"
コメント
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う わ あ あ あ 神 ☆ 作 ☆
切 な … 、、すき((
泣けます...😢