奏多の手術は無事に成功した
その後広瀬康太は同僚の円香と 5年後に結婚した
広瀬夫婦は悠太君を授かり 幸せに暮らしている
私達家族とよく遊びに行く仲だ
そしてこの話から10年後の今に 私達はいる
広瀬康太、円香夫婦と悠太くん 松永奏多、凛夫婦と 双子のかすみ、すみれの みんなで海に遊びに来たところだ
奏多の病気は 新しく開発された医薬品で 完治していた
そして今 奏多は家族と生きている
奏多
かすみ&すみれ
奏多
広瀬康太
奏多
円香
凛
かすみ&すみれ
かすみ&すみれ
凛
広瀬康太
円香
広瀬康太
ととととととっ
奏多
凛
奏多
かすみ&すみれ
凛
かすみ&すみれ
凛
奏多
凛
凛
奏多
凛
奏多
奏多
奏多
凛
凛
凛
奏多
広瀬康太
円香
私達にこんな幸せな日が みんなで笑い合える日がくるなんて
10年前のこのノートを 見つける前の私には 信じられない出来事だった
笑い合える毎日は普通じゃない 普通が意外と1番難しい 普通は特別だ
私達はきっと1年後にはまた 違うことで悩んでいるだろう
違うことで笑い合っているだろう 違う環境にいるだろう
奏多はきっとこれからも あのノートを書き続けるだろう
凛
奏多
凛
『君と僕との備忘録』
これは凛ちゃんと僕の備忘録だ。 届かないノートだけれど いつか届いて欲しいな。
君に内緒にしてたことがある 君と僕が出会った時の ことについて
あのね、君は「ツインレイ」 いわゆる魂の片割れの 存在を信じるかな
君に初めて会った時「ツインレイ」 だって感覚があったよ。 だって君は僕がいつも書いてる この緑色のノートの赤色を 持っていたから
生まれ変わりや前世なんて 信じない人もいるかもしれない だけど、君とは前世から 繋がっていたのかもしれない
君に伝えていないことが まだたくさんある 君のことを君との日々を 忘れないように
君との備忘録を このノートに綴ってきた そしてこのノートは僕達が生きている限り続いていくノートだよ
凛ちゃん、来世でもきっと 赤色のノートを持っていてほしい 必ず見つけるから
君が僕を見つけてくれたように 君が僕を待っていてくれたように
約束しよう何度だって 君にまた恋をするよ 今度は僕が先に君を見つけるからね
届かないノート
~完~
P.S 凛ちゃん愛しています
コメント
4件
フォローありがとうございます。とても素晴らしいお話でした。
はじめまして! 連載ストーリーを初めて書かせてもらいました。 いいねも沢山頂きまして、とても嬉しく思います。 宜しければ今後も新シリーズとして『届かないノート』を書いたり別のものも書ければと思います。 評価コメントを頂けますと嬉しいです! 最後まで本当にありがとうございました。