高島はる
冗談きついですよ?先輩
阿部亮平
冗談に見える?
ニヤッとした時に見えるあざとさと 喋る時の声のSっ気さ
先輩は今まで女の子達をそうやって落としてきたのか?!
いや、でも私は後輩、
さすがに好きになったら失礼にも程がある
うん、帰ろう、
高島はる
先輩疲れてるんですか?
高島はる
早く寝た方がいいと思うので私はここで帰りますね!
綺麗に飾られたリビングを後にしようとした時
ガっと背中に先輩が、
阿部亮平
帰らせたくないから俺は誘ってるの
あざとい、
男の人でもこんなにあざとい人いるのか?
阿部亮平
一緒にいてよ
私の顔の前に ぱっと見開いた目を見せてくる
そんな目で見つめられたら
高島はる
わ、かりました
阿部亮平
じゃあこっち来て
優しく手を引っ張る先輩は あざといだけじゃなく 可愛さまであるのか?!
ん?待って?なんで私は先輩の膝の上に?
阿部亮平
今日は帰さないからね
ほろ酔いの先輩は 甘い声を出して 私をひとつの沼に落としてきました
ん?ここって
高島はる
え?
隣には気持ちよさそうに寝ている 先輩の姿 いや、上着てないし、
阿部亮平
はぁ、
阿部亮平
は〜る〜
高島はる
え?
ねご、と?
寝言でこれ?! え?は、はる?!
阿部亮平
あ、おはよう、はる
高島はる
お、おはようございます
阿部亮平
なんでそんな顔してるの?
朝からあざとい、
え?仕事の時とのギャップだから?
それとも私がなんか変なことしたから?
阿部亮平
今日は仕事休みだから二人でいたいなー
高島はる
え、
阿部亮平
いーい?
高島はる
と、とりあえず帰っていいですか?き、着替えたいので、
阿部亮平
着替えなら俺の着ればいいじゃん
高島はる
そ、そんなの先輩に悪いですし、
阿部亮平
いいから〜
朝からあざとい先輩は
私を落とそうとしてるのか?






