あれから数日過ぎて
あの時の お兄さんと会うことはなかった。
遥はお兄さんのこと
ちょっと怖い人だと思っていたが
少し話しただけで
何かを感じていた。
遥
今日で教習始まってから
遥
1ヶ月経つな〜…
遥
あの時のお兄さん
遥
ちょくちょく見かけるけど
遥
お迎えに被らないし
遥
私のこと覚えてないよな〜…
遥
ま、関係ないか〜
〜数週間後〜
遥
今日の教習だるいなー…
遥
あ、お迎えきた。
遥は家の近くの公園に
送迎をお願いすることになっていた
あの時のお兄さん
はーい、お待たせ〜
ちょっと早めだけど行っちゃおうか〜!
ちょっと早めだけど行っちゃおうか〜!
あの時の…!
遥
よ、よろしくお願いします…
私は少し緊張していたのか
顔が赤くなるのが分かり
必死に隠そうと俯いて車に乗った
あの時のお兄さん
そういえば
あの時のお兄さん
この前学校の話したじゃん?
遥
え。
遥
私の事覚えててくれたんですか。
あの時のお兄さん
覚えてるよ〜
あの時のお兄さん
楽しかったしね!
遥
(え…嬉しい。)
遥
(ん?私なんで嬉しいの)
遥
(ちょっと意味わからない)
徐々に遥の気持ちに変化が
次回をお楽しみに
〜続く〜