こちらは鬼怒川美葵さんによるビブリオテラー企画に則った
独断と偏見による紹介コラムです
小説とはまた違う読み物ではありますが
これを読む方にも楽しんでいただけるよう務めますので
どうぞ最後までご覧いただけますと幸いです
今回の表題は気軽さ
さぁ、あなたが気軽に手に取れる作品とは
どんな特徴を持ってるでしょうか
例えば好きなジャンルであること
例えば文体が好みであること
例えば内容が重くないこと
色々あるかと思いますが、一番は
すぐに読み終われること
ではないでしょうか
もちろんガッツリした作品も楽しいですが
短く濃縮された作品もまた面白いです
そんな短編作品をたくさん書いていらっしゃる方がいます
樋田蛍さんです
ではこの方の作品のどこが魅力的であるのか
より詳しくご紹介していきたいと思います
まずご紹介したいのはこちらの作品
「高嶺の花子さんと花男くん」
あらすじ
2000年以上も妖怪界を牽引してきた花子さん
そろそろ成仏したいと話す花子さんに
同じくトイレの妖怪である花男さんは――
なんと20分以内に書き上げられた話と言うことで、
どの程度の短い作品かお分かりになるかと思います
その量、30タップ
しかし空白行が効果的に、多く挿入されているため
体感的にはもっと短い作品に思えます
サクッと読めるのに登場人物ふたりの会話が心地よく
驚くほど想像力を掻き立てられる作品です
30タップ作品はタグにもなっている程度に多いですが
樋田さんの場合60タップ前後の作品も多く
かなり手軽に楽しむことができるはずです
次にご紹介したいのはこちらの作品
「社畜の休暇日記」
あらすじ
ブラック企業に勤める桃坂洵は、
疲れ切った体をひきずるように帰宅した
そのまま倒れ込むように眠りについた桃坂は
思いもかけない場所で目を覚ます――
こちらは筆者の作品「カタヅケ屋霊異記」とも
コラボさせていただいた作品です
作品も筆者の好きなオカルトや怪異に関連し
元々が好きなジャンルということもあって
とても楽しく拝読しています
しばらく執筆活動を休止なさっていましたが
現在は少しずつコンテストに参加するなど
執筆を再開なさっていますので
遠からず続きを拝読できそうです
いかがでしょうか、樋田蛍さんの作品
少しでも興味をそそり、好奇心をくすぐり
魅力の片鱗を感じていただけたのなら嬉しいです
最後になりましたが、樋田さんはTELLER内の作家グループ
「ONEWEEK」のリーダーでもあります
ONEWEEKは奥城レイさん
最終電車ニ揺ラレテルさん
Sky-Thaiさん、時雨さん
黒腹みかげさん、又来あすかさん
そして樋田さんが所属しており
ほぼ全員がフォロワー20000人越えという
名実ともにTELLERのトップ集団です
そんなグループを引っぱる方の作品ですので
是非一度、試し読みだけでもしてみてください
コメント
12件
井之上さんとのコラボした作家さん……気になります!!! 見に行かねば!
井之上ちゃーん!!! ビブリオテラー参加しました! 書いてて楽しかった…… 井之上ちゃんみたいに上手く出来なかったけどかけました!
高嶺の花子さんと花男くん、まだ読んだことのない作品なので読みに行きたいと思います😳✨