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主
主
主
主
ゆい
主
ゆうと
主
スタート!
ゆいの母
ゆい
ゆいの母
ゆい
いつしか、謝ることが癖になっていた だれかが私になんか言うと、口が勝手に 「ごめんなさい」 と動く。 だってだいたい私を責める、そんな感じの言葉だから
年齢があがっていくうち、夜、家を出されることが増えた
そういうときは、ちかくの公園に行く
そのときが、ひとりになれる時間だった
今日も追い出された。
散々殴られた後に
今日はいつもよりはやく、8時ちかくに追い出され、公園にいると、ちらほら人が私のことをチラッとみて、通り過ぎてく
それの繰り返しだった
ゆい
そりゃそうだろう。 服はぼろぼろ。靴は履いてなく、ベンチに座って顔をかくすようにうずくまったように座っている
だれも近づきたくないし、何かに巻き込まれそうな感じがあるし
ゆい
ゆうと
ゆい
ゆい
思わず顔をあげた 私に向かって喋りかける言葉が、悪口などじゃなかったから そんな人もいるんだ、 そう思った
ゆうと
ゆうと
ゆい
ゆうと
ゆうと
ゆうと
同い年くらいにみえて、思っていたより子供っぽかった
ゆうと
ゆい
ゆうと
ゆうと
ゆうと
ゆい
ほんとに、嵐のような人だった
その数分間、はじめて日々の辛さを忘れることができた
ゆい
ゆい
ゆい
このとき、私ははじめて「恋」 というものを知った
次の日も次の日も、会えることはなかった
もう2度と会えないんだなと思い始めた3日後
ゆうと
ゆい
ゆうと
ゆうと
ゆい
私の存在を覚えてくれてたことがとても嬉しかった
その場で飛び跳ねたかったけど、抑えた
ゆうと
ゆうと
ゆい
ゆうと
ゆうと
ゆい
そうやって名乗ったのがはじめてで、とても嬉しかった
ゆうと
ゆい
ゆうと
それから私たちは毎週木曜日の、5時から9時までその公園で遊んだ
私達はどんどん仲良くなっていき、はじめての「友達」と「好きな人」できたような気がした
その分、他の曜日がつまらなくてつまらなかった
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麦ごはん