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狂った愛は人間性を狂わせる 4話

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狂った愛は人間性を狂わせる 4話

1 - 狂った愛は人間性を狂わせる 4話

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2021年08月21日

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真斗

あ"…?

真斗

俺…なんで……?

気がつくと俺は檻の中にいた。 上を見上げると、さっき落ちてきた穴がある。

真斗

グッ…。

動こうとするが、体が痺れ、脳もまともに動かない。 下にマットが敷いてあるから脳震盪とかで気絶していたのか…。

真斗

(ここは…一体…?)

弧亜

こーんにーちは。

真斗

うっうわぁ!だっだれだ!

そこには檻の外から俺を除く女の子がいた。 制服…妹とおんなじのってことは高校生か。

弧亜

こあって言います。
美咲ちゃんのお友達です〜。

真斗

あぁ…そう…なのか。

真斗

………。

真斗

…ちょっと待ってくれ。
君はなんで檻の外にいるのに開けてくれないんだ?

弧亜

………。

すると彼女は黙った。

弧亜

真斗さんが悪いんですよ。

真斗

え?

弧亜

私と言う存在がいたのにあなたは…。
どうして配信で他の方と仲良くするんです?

真斗

いや…みんな大好きだよ…?俺は…。

弧亜

違うっ!!!!!!!!!

こあと名乗る彼女はとても大きな声で、 とても悲しそうで…怒りに満ちた声で怒鳴った。

弧亜

私だけを見てほしいの!
他の汚れた奴らなんて見ないでほしいの!
あなたの視線も感情も全部全部私に…。

弧亜

私に向けてほしいの!
でもだめだった。

弧亜

ねぇ真斗。

彼女は俺を呼び捨てし、急に冷静になった。

真斗

な…なんだ…?

弧亜

配信始めたてを覚えてる?

真斗

あぁ…もちろん。

弧亜

私はずっとあなたを見ていた。
最初にあなたの配信を訪れたのはもはや運命なのっ!

弧亜

一緒にゲームして…いっぱい雑談して…。
なのにっ!

弧亜

新しいやつにもおんなじように接するなんて酷いじゃない。

真斗

それは…。

弧亜

…いい?

弧亜

夫婦って辛い時も楽しい時も共に支え合っていくんだよ?
そういうもんでしょ?

真斗

俺は君と夫婦になった覚えはないっ!

真斗

それに…。

弧亜

黙れ!!
黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!!!

弧亜

…やっぱ毒されてんだ。
新規の奴らに毒されちゃったんだよ真斗は。

弧亜

そんな考え忘れさせなきゃ…私が…私が…。

美咲

…こあ?

弧亜

あ!美咲!
ありがとね?

弧亜

私のために動いてくれて!

真斗

…え。

真斗

美咲…こんなやつのためにこんなことを…!?

弧亜

美咲は私のペットちゃんなのよ?
そしてとっても優秀で…。

美咲

そんな…ことは。

弧亜

いいのよ〜。
ほんと真斗の妹でいてくれてありがとうね!

美咲

えぇ…。

美咲

本当にうまく行った。

美咲

ありがとうね?
【こあ】ちゃん。

美咲はそう言いながらこあに詰め寄り…。

殺した。

真斗

…う…うわああああああああっ!!!

ゲームで人が死んだとこなんて見慣れてた…はずだった。 でも実際に見ると…ものすごく恐ろしい。

さっきまで生きてた命が一瞬にして消えること。 しかも目の前で。妹が。

真斗

美咲…?何して…。

美咲

お兄ちゃん逃げるよ!!!!!!

真斗

…え?

美咲

早く!

そう言って美咲は俺の腕を引っ張る。

俺はそのまま美咲に連れられ、そして外に出た。

外では雨が降っており、じめじめと心までも暗くさせた。

真斗

み…美咲…なんてことを…。

美咲

あぁしないとお兄ちゃん死んじゃうから。

真斗

は?

美咲によると、こあって子は俺を捕まえて、殺す気だったんだそうだ。 それを止めるために美咲はこあを殺すしか…なかったらしい。

美咲

よかったね。死ななくて。

真斗

あぁ…ありがとう。
でもこあって子の死体が見つかればお前が…。

美咲

大丈夫だよ。
大丈夫。

真斗

…?

真斗

(どこから…その自信がくるんだ…?)

真斗

なぁ美咲俺…!

美咲

…ありがとう弧亜。
あはは、あはははははははは。

美咲

全部うまく行った。あなたのおかげで。
ありがとうねぇ…あはははははは!

真斗

お…おい…。
美咲…?

美咲

真斗。
俺さぁ…。

美咲の一人称が変わったと同時に美咲は 「新品」の包丁を取り出した…

美咲

お前のことが好きすぎてたまんねぇんだ俺。

美咲

だから…記憶だけ奪ってあげるよ。

美咲

大丈夫だよ…?
殺しやしない。

美咲

次会う時は…。

真っ白な真斗とがいいな。

真斗

(…俺は…どうして……こんなことに…。)

真斗

だれ…が……。

美咲

誰もいないよ。
こんな森の中。

美咲

…なんて言おうか…。
熊に襲われて兄に庇ってもらったけど兄が瀕死だって言えば…いいか。
こんなにぐちゃぐちゃだったら…。
わかりっこないや。

美咲

通話終了

通話
00:00

美咲

もしもし!
救急車をお願いします!
森で熊に遭遇して…!
はい、はい。

美咲

兄が死にそうなんです!助けてください!

美咲

場所はー

薄れゆく意識の中… 俺は…絶望した。

美咲

…お兄ちゃん。
大丈夫。
介護はしてあげる。
愛してあげる。だけど…。

今までの記憶だけは あげない。

美咲

…パシャッ。【写真を撮る】

美咲

ふふっ。
お兄ちゃんコレクションが増えちゃったぁ…。

美咲

うれしいよ?
ずぅっと…。

一緒にいようね?

ニュースキャスター

えー次のニュースです。

ニュースキャスター

昨日、〇〇町にある□森で死体が発見されました。

ニュースキャスター

痕跡からして熊に襲われたと警察はー

プツン

美咲

真斗何見てるの?

真斗

あ…。俺…そんな名前だっけ…。

美咲

えぇ。
そうよ。

真斗

君は…誰かな。

美咲

私は渡辺 美咲。

美咲

そしてあなたは渡辺 真斗。

真斗

…俺らは家族なのか?

美咲

………。

美咲

えぇ。

「家族」よ。

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