ドン
ドン、ドン
次々と撃っては、撃たれ返され。
順番に吹っ飛ばされていく仲間達。
もう、地獄だった。
仲間
何故、俺がこんな危険な場所で戦わなければいけないんだ。
生きて、帰れるはずが無い。
貴方に嘘をついてしまうことになる。
必ず生きて帰ると、そう伝えたのに。
約束したミサンガも、俺が直接渡すことは出来ないだろう。だから自分のと一緒に友人に頼んだ。
きっともう、会えないから。
…願わくばもう一度、貴方の歌声が聴きたかった。
仲間
仲間
"ヒューーー……"
あぁ、来た。もう終わるらしい。
最期に思い浮かべたのは、
優しくて綺麗な、
貴方の笑顔だった────
【○○side】
○○
父
父
父
○○
○○
母
○○
ドン、と遠くの方から時々聞こえてくる。
心配で心配でしかたなくて。
思い浮かべるのは貴方のこと。
どうか、どうか無事に生きて帰ってきて…
【現代side】
治
璃月奈
○○
治
○○
璃月奈
治
○○
○○
その時、何故か違和感を感じている自分がいた。
【角名side】
角名
角名
ガチャ
ココ(犬)
角名
ココ(犬)
角名
角名
コト、
角名
ココは見たことない箱を俺のところに持ってきた。
それは、随分と丁寧に仕舞われてあるっぽくて。
でもなんだか、凄く古い感じがする。
開けていいのかと葛藤しつつ、結局好奇心が勝ってしまって俺はその箱を開けた。
角名
その箱の中には、
綺麗な白色の
ミサンガが入っていた。
角名
角名
何故、こんなにも違和感がするのだろうか。
それにその違和感は今に起こった事じゃない__
"ピンポーン"
角名
ココ(犬)
ココ(犬)
角名
角名
ガチャ
角名
ドアを開けた先にいたのは 同じクラスで、部活のマネージャーで、
俺の想い人だった。
○○
○○
角名
ココ(犬)
○○
○○
角名
○○
○○
○○
角名
○○
そう言って、ココを撫でまわす○○。 その姿が愛らしくて癒される。
角名
○○
角名
○○
角名
○○
大人しいかと思えば意外と毒舌だし、ガチでキレると北さんより怖いし…
なんで好きになったんだろう。 今まで誰にも興味無かった自分が、○○が現れてから突然。
見た目は…普通に整ってはいるし、お洒落とかにも興味ある極普通のJK…
…でもどこか、違うんだ。
初めて○○を見た日から、この人しかいない。 そう思った。
初対面のはずなのに 、何回も会っていたような感じがした。
運命を感じてしまったってやつ。
つい、○○を見つめてしまう。
○○
角名
○○
……ほら、
そうやって笑う顔は、凄く綺麗で。 どこか懐かしくて。
愛おしいくて、仕方がないんだ──
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あややり
コメント
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この物語を読んでいると、ものすごくハイキューの世界に転生したい泣
人生1からやり直したいな
私もそういう人生がいいっす。