テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
157
13
#探偵
橘靖竜
5,199
#闇バイト
るしゅ
511
キャラ紹介
梶原ハス
宮下チサ
大学の近くの喫茶店
俺は目の前でストローをいじっているチサを、じっと見つめていた
梶原ハス
梶原ハス
宮下チサ
宮下チサ
宮下チサ
チサはそう笑うが、目の下にうっすらと隈があるのを見逃さなかった
いつも綺麗に塗られているネイルも、人差し指だけが剥げかけている
梶原ハス
梶原ハス
宮下チサ
宮下チサ
宮下チサ
梶原ハス
俺は思わず眉をひそめた
梶原ハス
梶原ハス
梶原ハス
宮下チサ
宮下チサ
宮下チサ
宮下チサ
チサは声を潜め、悪戯っぽく微笑んだ
梶原ハス
宮下チサ
宮下チサ
宮下チサ
宮下チサ
梶原ハス
梶原ハス
梶原ハス
俺が真剣なトーンで言うと、チサの笑顔がすっと消えた
宮下チサ
宮下チサ
チサはそれだけ言うと、伝票をひったくるように席を立ってしまった
梶原ハス
俺は、彼女が忘れていったノートの切れ端に気づく
そこには殴り書きで
「港区〇〇方面△△」
と住所らしきものが書かれていた
梶原ハス
嫌な予感が消えず、その日の夜
俺はチサが心配で、その住所の場所へと向かった
そこは、都会の真ん中にある、少し古びた高級マンションだった
梶原ハス
エントランスで張り込んでいると、夜の7時50分
足早にやってきたチサが、オートロックを開けて中に入っていくのが見えた
彼女が上がっていったのは4階の部屋
外から見ると、チサの言う通り
ベランダの遮光カーテンが、隙間なくぴったりと閉められている
梶原ハス
廊下は外から見えるから、俺はしばらく様子を見ていた
時計の針が深夜の2時を指した
静まり返った住宅街に、コツン、コツンと足音が響く
梶原ハス
見ると、1人の小柄な男がマンションに入っていった
数分後、4階のその部屋の前の廊下に男が現れた
男はチサがいる部屋のインターホンを押した
チサは約束通り、出てこない
居留守を使っているようだ
しかし、男の行動はそこから異常だった
男はドアノブに手をかけると、ガチャガチャと激しく回し始めた
そして男は、狂ったようにドアを叩き始めた
梶原ハス
なぜ留守番のバイトのはずなのに、訪問者がチサの名前を知ってるんだ
この部屋の住人は「坂本」のはずだ
梶原ハス
恐怖で動けずにいる俺の前で、男はポケットから何かを取り出した
梶原ハス
それは1本の太い注射器だった
男はそれをドアの隙間に無理やりねじ込もうとしながら、笑い始めた ___
コメント
1件
うわ、これめっちゃ怖いやつだ……! 読んでる間ずっと息止めてたよ😨 チサのバイト条件、最初は「楽でいいな」って思ったけど、カーテン開けちゃダメとか2時にチャイム鳴っても出ちゃダメって、もう完全にホラーじゃん。しかも男が名前知ってて注射器持ってドアガチャガチャって…ゾッとした。 ハスが気になって追いかけちゃう気持ち、すごくわかる。片思いの子が危ないバイトしてたら俺も止めに行くと思う。 続きめっちゃ気になるー! 翠琉さんのこういう不穏な空気の描き方、好きです🥀