TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

JK

え、ッ⋯⋯!?

振り向いた瞬間、ナイフが振り下ろされたので慌てて避ける。

??

へぇー、これ避けるんだ⋯?

何、この人⋯?尋常じゃない速さ⋯ というか、いきなり狙ってくるなんてどんな野蛮人!? と睨みつけるように上を見上げたら⋯

ヤバいくらいのイケメンがいた

??

わ、可愛い顔⋯すごい肌真っ白いね⋯傷付けたくなってきた⋯♡

あっ、この人、やばい。 本能が警鐘を鳴らしている。

JK

ひ⋯⋯ッ、

??

あれえ⋯動けなくなっちゃった?震えてるよ⋯ますます小動物みたいで可愛い⋯ㅋ

イケメンさんの指が僕の首に触れる直前、なけなしの力を振り絞って後ろに飛び退いた。

でも反動で壁にぶつかって、フロアの人達に気付かれちゃったみたい⋯

??

何の音だ⋯?

??

ちょっとぉV?何してるのー?

V

何でもないですよヒョン、子うさぎが迷い込んじゃっただけですㅋ

??

はぁ⋯???

V⋯?Vって⋯? 僕の目の前の、この人⋯?

やば、そんな事より逃げなきゃ⋯!

V

こぉらっ、逃がさないよ、僕、お前のこと気に入っちゃったから♡

JK

ひッ⋯!?

どうやら僕、JK、ヤバい人に捕まってしまったらしいです

JK

ん、ぅ⋯⋯?

目が覚めて、辺りを見回す。 あっ、僕、捕まったんだっけ⋯

??

あ、起きた?おはよ♡♡

JK

ひえっ⋯⋯!?

うわ、最悪の目覚め。

扉の目の前の椅子に足を組みながら本を読んで座っているV⋯さん、? がこっちを向いた。

V

何その声。僕が怖いの?かあわい♡

JK

む、僕は可愛くないです⋯!

V

君さぁ、お腹空いてない?

人の話を聞いてるのかこの人は⋯

大体、お腹空いた空いてないの前にここどこなの?? 僕を攫った張本人は僕に背を向けてコーヒーメーカーでコーヒーを淹れている。呑気すぎる。

V

ここ?俺の部屋だよ

JK

えっ⋯⋯エスパー⋯?

V

ふはっ!違うよ、君の顔に出てた

なんて、綺麗な口を四角くしながら笑うVさん。 こう見ると結構、可愛い、?

JK

︎ ︎︎︎💭って!ダメダメ、今はここから逃げることを一番に考えなきゃ⋯

V

ねぇ、早くしてよ。
空いたの?空いてないの?

JK

そんな事より、この縄解いて下さい!僕は早く帰りたいんですからっ⋯!

V

⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯、は?

Vさんの方を向いてそう叫ぶと、ギチッと鈍い音を立てながらカップを握り潰しこちらを凝視する彼。 あっ、やばい。

V

はあ⋯⋯?嘘でしょ、逃げようとしてる訳?“俺”から?何で??

さっきの雰囲気から打って変わって、絶対零度の眼差しを向けてくるVさん。 でもでも、僕だって殺し屋だしっ、そんなので怯えないもんっ、!

JK

ひ、ヒョンが待ってるから、ッ!

V

ヒョン⋯??えっ、男?誰?殺す

ヒョン、って言葉に過剰に反応してゆっくり歩いてくるVさん。 うそ、ほんと、やば、

JK

ッ⋯⋯ぐ、っ

V

ねえ、何で“俺”といる時に他の男の事話すわけ?間抜けなの?

地を這うような低い声で話しながら、僕の首を両手で絞めてくる。

JK

い"、ッた⋯⋯ぅ、

V

君やっぱいいや。死にな。ご主人様以外に目移りするようなペットは要らない

いや、僕は貴方のペットになった覚えないんですけど!? 何この人⋯本当、苦しいし、

JK

は"ぁッ⋯⋯ぶぃ、にむ⋯ッ(涙目)

V

ッ、!?///

拘束が一瞬だけ緩んだ隙に慌ててVさんと距離をとる。 (縄で手首だけ縛られてる状態です)

JK

はぁっ、はぁ⋯⋯、!

そのままの勢いで、扉に体当たりして外に出ると⋯

??

あれ?兎ちゃんじゃん

窓を拭くイケメンが立ってました。

JK

え、っあ⋯⋯ゃ⋯⋯

??

どこ行くのー?あっ、逃げる気?

V

はあ⋯⋯ジンヒョン、退いて

Jin

お?やーー、お前ナイフは流石に⋯

V

知りませんよ、僕の言う事聞かないこの子が悪いんだから⋯、♡

殺される。その一言だけが頭に響く。 逃げろ、早く、立て、JK、早く、

V

つーかまーえたぁ♡

○月‪╳日、逃亡失敗。

寝ぼけてて、顔面にスマホ落ちてきて痛いので寝ます⋯⋯🤕 ♡→20

メンヘラマフィアに追われてます

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,019

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚