JK
振り向いた瞬間、ナイフが振り下ろされたので慌てて避ける。
??
何、この人⋯?尋常じゃない速さ⋯ というか、いきなり狙ってくるなんてどんな野蛮人!? と睨みつけるように上を見上げたら⋯
ヤバいくらいのイケメンがいた
??
あっ、この人、やばい。 本能が警鐘を鳴らしている。
JK
??
イケメンさんの指が僕の首に触れる直前、なけなしの力を振り絞って後ろに飛び退いた。
でも反動で壁にぶつかって、フロアの人達に気付かれちゃったみたい⋯
??
??
V
??
V⋯?Vって⋯? 僕の目の前の、この人⋯?
やば、そんな事より逃げなきゃ⋯!
V
JK
どうやら僕、JK、ヤバい人に捕まってしまったらしいです
JK
目が覚めて、辺りを見回す。 あっ、僕、捕まったんだっけ⋯
??
JK
うわ、最悪の目覚め。
扉の目の前の椅子に足を組みながら本を読んで座っているV⋯さん、? がこっちを向いた。
V
JK
V
人の話を聞いてるのかこの人は⋯
大体、お腹空いた空いてないの前にここどこなの?? 僕を攫った張本人は僕に背を向けてコーヒーメーカーでコーヒーを淹れている。呑気すぎる。
V
JK
V
なんて、綺麗な口を四角くしながら笑うVさん。 こう見ると結構、可愛い、?
JK
V
空いたの?空いてないの?
JK
V
Vさんの方を向いてそう叫ぶと、ギチッと鈍い音を立てながらカップを握り潰しこちらを凝視する彼。 あっ、やばい。
V
さっきの雰囲気から打って変わって、絶対零度の眼差しを向けてくるVさん。 でもでも、僕だって殺し屋だしっ、そんなので怯えないもんっ、!
JK
V
ヒョン、って言葉に過剰に反応してゆっくり歩いてくるVさん。 うそ、ほんと、やば、
JK
V
地を這うような低い声で話しながら、僕の首を両手で絞めてくる。
JK
V
いや、僕は貴方のペットになった覚えないんですけど!? 何この人⋯本当、苦しいし、
JK
V
拘束が一瞬だけ緩んだ隙に慌ててVさんと距離をとる。 (縄で手首だけ縛られてる状態です)
JK
そのままの勢いで、扉に体当たりして外に出ると⋯
??
窓を拭くイケメンが立ってました。
JK
??
V
Jin
V
殺される。その一言だけが頭に響く。 逃げろ、早く、立て、JK、早く、
V
○月╳日、逃亡失敗。
寝ぼけてて、顔面にスマホ落ちてきて痛いので寝ます⋯⋯🤕 ♡→20