主
6話どうでしたか?
最近、風邪引いてしまって・・
できるとこまで書きます!
最近、風邪引いてしまって・・
できるとこまで書きます!
莉犬
みんな風邪に気を付けてね!
ころん
気を付けて・・
主
(゚д゚)(。_。)ウンうん
主
スタート!
ころん
うわ・・・雨降ってんじゃん・・
傘持ってきてないし・・・
どうしよ・・
傘持ってきてないし・・・
どうしよ・・
ころん
(アイツ・・大丈夫かな・・)
ころん
はっパンパン(頬を叩く)
僕はアイツのこと嫌いだし
どうでもいいし
僕はアイツのこと嫌いだし
どうでもいいし
モブ
ころん、傘持ってねーのかよー
モブ
めっちゃ濡れてんじゃんー
ころん
マジ最悪だわー
正直いってこの2人は苦手。
僕のこといじってくる。
僕は友だちのふりをしている。
モブ
じゃあなー
モブ
またな
ころん
またねー
ころん
(ふーやっと行った‥)
ころん
(めっちゃ濡れてんじゃん絶対風邪ひくじゃん・・)
タタタ・・
ころん
(なんか足音聞こえる・・)
後ろを振り返った瞬間、‘‘アイツ‘‘がいた。
莉犬
ハアハア
ころん
え?
なんでここに来るの?
莉犬
傘・・貸してあげる・・
僕に傘を渡して、アイツは走っていった。
ころん
あっ・・
なんで・・なんで・・
僕あんなことしたのに
優しくするの?
ころん
(やめてよ・・・)
あんなことした自分が恥ずかしくなる。
アイツは雨にも関係なく走っている。
ころん
(無理しなくていいのに‥)
見てるだけでつらい。
だから、僕は
ころん
ガシッ
ころん
待てよ
莉犬
え?
顔を見ると涙が出ている。
ころん
(っ・・・)
ころん
何してるの?
ころん
なんで僕に傘を貸すの?
ずぶ濡れじゃん
ずぶ濡れじゃん
莉犬
・・・
ころん
無理しなくていいのに・・
莉犬
え?
ころん
ぎゅっ
莉犬
ビクッ
僕は何をしているのだろう
なぜ抱きしめるの?
嫌いなのに・・大嫌いなのに
好きだから
ころん
(え?)
頭から勝手に・・
ころん
ごめん僕のせいだよね
無理させてごめん
無理させてごめん
口も・・体も勝手に
僕、アイツのこと好きなの?
そしたらるうとくんの言葉がよみがえる。
るうと
(好きというのは正直にならないとダメなんです)
るうと
(でも相手は好きじゃないて思うときありますよね)
るうと
(そんな嫌なこと考えずに、いいこと考えてみたらいいんです)
るうと
(だからいつも下を見てもいいことはありません。)
るうと
(下を見ていたら、地面しか見えませんよね)
るうと
(上を見たら空や雲、虹とかいろいろ見れますよね)
るうと
(恋愛というのは下を見ずに上を見ることが大事なんです!)
そっか僕、アイツ・・ううん莉犬君のこと好きなんだ
莉犬
ころちゃんおれのこと・・・
ころん
好きになるわけないじゃん
ううん、好きだよ
ころん
ただどんな嫌いな奴でも無理はさせたくない
莉犬
っ・・
ころん
早く行けよ。
風邪引くよ。
風邪引くよ。
莉犬
ん
莉犬君は僕に折りたたみ傘を渡してきた。
ころん
・・・ありがと
莉犬
たたた(走って帰る)
ありがとうるうとくん。
るうとくんが言ったことはそういう意味なんだね
もう一回、頑張ってみる
僕は莉犬君のこと嫌いじゃない
莉犬君、
世界で一番好きだよ。