この作品はいかがでしたか?
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1コメ(≧∇≦*)尊いな!死にそう=͟͞͞('、3)_ヽ)_てか80人行ったらリクエスト来たら答えるからちょこちゃんもあったら言ってね!!まじで先輩に一目惚れしました!?が投稿❤100とコメント2貰わないと投稿できない😭
えと
えと
私がベッドに腰掛けると
ゆあんくんはどこかそわそわした様子で突っ立っていたので
ベットの脇に置いてある椅子に座るよう、指示する
ゆあんくんが緊張したように座ったタイミングを見計らい
えと
ゆあん
私が質問をすると
ゆあんくんは、カチッと硬い顔で少し考えこんだ後
意を決したように、鋭い視線を送ってきた
その視線があまりにも真剣なものだったからか
私も自然と、真剣な顔つきになる
ゆあん
ゆあん
ゆあんくんの口が、ゆっくり持ち上がって
ゆあん
私は思わず、口をあんぐりと開けてしまった
ついでに言うなれば、目もきっと大きく見開かれていたに違いないと思う
そのぐらい驚いて、
さらに頭がだんだんと冷静になっていくと
堪えようと思うのに
堪えきれなくて
ゆあんくんには本当に申し訳ないと思うが
思いっきり爆笑してしまった
えと
えと
えと
いつまで、どんなふうに笑っていたのかは覚えていない
ただ、気づいた時には鬼のような形相をした看護師さんが目の前にいただけだった
ゆあん
そういう君の顔は
耳元まで真っ赤に染まっていて
その様子がまた
少し可笑しくて
また、笑ってしまった
えと
えと
えと
えと
えと
私が言葉を発するごとに
ゆあんくんの顔はますます赤く染まり
フグのようにほっぺたを膨らませて
怒りを露わにしていた
ふと、なんであんなに笑ったのだろうと考えた時
私の中では
こう言う緊張した、2人っきりの空間で言われることといえば
何かというのは、少女漫画の世界では定番だったから
まだ、ほんのちょっとしか会ったことのない相手に
そんなしようもない期待を寄せていた自分が
どうしようもなく、可笑しく感じてしまった、と言うのもあるだろう
ゆあん
刺々しい口調でこそあるものの
顔は真っ赤で瞳もうるんでおり
その表情に怖さなんて一つもなかった
けど
私の中で、ある人の言葉が頭をよぎって
いつもみたいに、"隠し通せば"いいだけなのに
一瞬、自分の顔がこわばってしまったのを自分でも感じた
それを悟らせないように
いつもの笑顔で
えと
ゆあん
さっきの一瞬の表情が見られてしまったからなのか
少し怪訝そうな顔をしていた
不審に思われたくなかったからか
私は、慌てて話題を変えた
えと
えと
ゆあん
ゆあん
ゆあん
えと
えと
ゆあん
ゆあんくんは
インドア派で、体も小さく、細いから
運動神経など、ないと思っていたのに、、
流石にこのことを本人に言うのは気がひけるので
単純に、褒めることにした
えと
えと
ゆあん
ゆあんくんのほっぺはほんのりとピンク色に染まっていて
この時の私は、その表情をただかわいいと思っていただけだったが
その表情の抱いていた意味に気づくことは、できなかった
えと
えと
えと
えと
ゆあん
えと
急にゆあんくんの目が大きく見開かれて
そのまま沈黙したかと思うと、考え込むような表情をした
えと
ゆあん
えと
そう言うと再び、
ゆあんくんは静止したまま、ピッタリと動かなくなった
えと
ゆあん
えと
えと
ゆあん
えと
友達追加をする画面に目を落とすと
えと
ゆあん
またゆあんくんが奇妙な声を出したけれど
そんなことは気にしなかった
えと
ゆあん
えと
ゆあん
えと
えと
そう私が言っていると
ゆあんくんは、何にほっとしたのだろうか
胸を撫で下ろしていた
えと
えと
えと
ゆあん
ゆあん
ゆあん
えと
えと
えと
そう言うとゆあんくんは
律儀にひとつお辞儀をして、
少し名残惜しそうに出て行った
再びひとりぼっちになった病室
ピロン
ふと、通知がなったスマホを見ると
ゆあんくんからだった
えと
えと
よろしく!と元気のいいそのスタンプを尻目に
私は、やらなければならないことをこなす。
えと
えと
えと
石
えと
えと
石
石
石
えと
石
えと
えと
えと
えと
えと
石
石
石
石
石
石
石
えと
えと
えと
えと
脳裏に、のあ、じゃぱぱ、うり、るな、
生徒会を任せたなおきりさん
ゆあんくん
それぞれの表情が浮かぶ
えと