「奇跡の一歩」
ななもり
(急がないと....)
ヤバイ!今日大事な録画があるのに遅刻してしまった....! 急がないと....!
明かり
....
ななもり
(あの女の子何で立ってるんだろう?あそこって....確か
知り合いのおじさんの....ってこんな事考えている場合
じゃ無いし!!)
知り合いのおじさんの....ってこんな事考えている場合
じゃ無いし!!)
ななもり
(急がないと....)
帰り
ななもり
やっと終わった....疲れた....
ななもり
(あれ?あの子まだ立っている)
ななもり
(何してるんだろう?)
ななもり
ねぇ君何してるの?
明かり
....
ななもり
大丈夫?
明かり
....
ななもり
お母さん達居る?
明かり
....
ななもり
(どうしよう....)
ななもり
(警察呼んだ方が良いかな....)
明かり
....
ななもり
(一旦110番に....っと)
俺は警察に電話をし何があったかを説明した。その女の子の名前 は明かり、星昼明かりだそうだ。明かりちゃんの親は両方共パチ ンコ家族だそうだ。もう帰って来ることは無いと思い明かりちゃ んは、養護施設に行く事になった。
ななもり
(大丈夫かな....)
俺自身も親が小さい頃に亡くなり辛い思いをして来た。 明かりちゃんも同じだろう....
「俺が....明かりちゃんを守りたい」
↑続く