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こんばんちゃ

今回は自分にしては珍しいものがたりです。

紫咲シオン
『乙女解剖』
沙花叉クロヱ
『P.E.T.』

の思考の話です。

今回はシオン視点の話です。

※塩シャチは付き合ってます

あとちなみにクロヱは生えてます。

それじゃ

どうぞ!

シオンたちは正式に付き合い始めた。

付き合って約半年が経つ

そして、シオンたちは同居をし始めた。

クロヱ

シオン可愛いよ‪‪❤︎‬

シオン

そう?ありがとう…

こうしてクロヱは昔と変わらずシオンに好きと言ってくれている。 正直に言うととても嬉しい。

クロヱ

あーもー毎日何時でも365日の一瞬一瞬全てが愛おしいよぉ〜♡♡

シオン

タハハwなにそれw

付き合って最初はお互いやっぱりなんか緊張しちゃって、しばらく上手く話が交わしにくくなっていた。

でも、どんどんその緊張も解れて行って、今はお互いの気持ちをちゃんと伝え合い、自分たちのシたいことをした。

クロヱ

シオンと居て…私、
毎日幸せだよ

シオン

何急に…シオンも幸せだよ。

クロヱ

クロヱと居られて?

シオン

…うん、クロヱと居れて(照)

クロヱ

嬉しい〜❣️大好き❣️‪‪❤︎‬
ギュウウウ(シオンに抱きつく)

シオン

ちょっと、苦しいってw…///

そのシたいこととは愛を言葉で伝える、手繋ぎ、ハグ、キス、その先も___ 沢山愛し合った 今はとても幸せ。

でも、シオンは気になってることがある。

自分自身でも考えすぎなのでは ないかと思ってる。

クロヱ

〜、!

クロヱ

ーー!!www

でも、気になるんだ、

シオン

(また誰と話してるんだろう…)

最近朝はシオンには愛は伝えてくれるが昼頃はずっとスマホをいじっている。

もうすぐクリスマスイブなのに。

恋人同士ならクリスマスではお待ちかねの楽しいイベントが盛り沢山ある。

もう近いのに、なんで恋人のシオンには構って来てくれないの?

なんか……………… 『最近冷たいね』

そう思っているけど直接本人に何を話しているのかは聞ききれず、ずっとモヤモヤしてばっかりだ。

だから…

シオン

また誰と話してたの?

クロヱ

………

シオン

クロヱ?

クロヱ

…ッハ! あ、はい!なになに〜?

シオン

だーかーらー!…はぁ…もういいよ、

クロヱ

え?なんでぇ〜?教えてよぉ〜(うるうる涙目&上目遣い)

シオン

っう……分かったよ…

シオン

さっきから誰と話してたの?

『また』という言葉を打ち消した。 この2文字で言葉が重くなると思ったから

クロヱ

…え?そういうの気になるんだ〜?

シオン

…気になるよ、、、

クロヱ

いろはちゃんとだよ〜

クロヱ

あと最近はこんこよとかとも…

シオン

…そう…なんだ…わかった、ありがと。

クロヱ

なんですかぁー?嫉妬ですかぁー?♡

シオン

ッ…そんなことないっ!!

クロヱ

え、あ、あぁ…そうですか…

いつの間にか本心が言えなくなった。 お互い伝え合えれなくなった。 自分でも認めたくなかった、こんな些細なことを気にして勝手に嫉妬して……伝えたらより迷惑かけちゃうから。

クロヱはシオンを愛してくれている。 でも、自分はつい考えてしまう、このままクロヱがシオンの元から離れちゃったらって、そして、別の人の元に行っちゃったらって…

そう思うと胸の奥がズキズキ痛んで。 苦しくて苦しくて苦しくて…

本当はシオンのことなんてどうとも思ってないんだって、元から好きという感情すら無かったんだろうなって

マイナス思考を重ねて行って 自分の事を自分で苦しめて、

シオンは…こんな自分自身が…… 『嫌いだ』

クロヱ

もう寝るの?

シオン

うん、今日はなんだか疲れちゃった…

クロヱは大抵夜行性なのでいつもシオンの方が寝るのが早い。

クロヱ

そっかぁ…お疲れ様❣️しっかり休んで気持ち良く寝てくださいね!

シオン

うん…

クロヱはいつも、あたしが寝る時いつもしてくることがある。

クロヱ

チュッ

クロヱ

シオン、愛してる

シオン

…好きだよ、おやすみ。

いつもこうして、チューして『愛してる』って…それだけはいつでもどこでも言ってくれる言葉だ。

シオン

(クロヱが居るといつも安心出来るなぁ〜……)

シオンはクロヱとの同居がきっかけで 不眠症が改善されて行って よくぐっすり眠れている、どんなに悩みの種が増え続けても。

クロヱ

ナデナデ(シオン頭を撫でる)

シオン

(クロヱ……好きだよ。)

そう 心の中でいつも呟いている。

でも… この日で全てが壊れちゃったんだ。

それは、たまたま夜中 起きてしまった時の事

シオン

んぅ…あれ、まだ夜中じゃん…なんで起きちゃったんだろぉ〜……

シオン

……クロヱまだ寝てないのかな?ベッドに居ないし…

クロヱは別部屋に居ると思う。

シオン

ん?なんか喋り声が……

クロヱ

___〜

シオン

んん…?

シオン

(よく聞こえない…)

そして、全く言葉の何も聞き取れない中 唯一聞き取れた言葉……

クロヱ

愛してるよ、

シオン

………………え?

クロヱがまるで誰かに向かって 『愛してる』という言葉を伝えているような声がした。

シオン

…は?……んぇ…?

寝ぼけてる事もあり、脳の整理が追いつかなかった。

認めれなかった。信じられなかった……信じたくなかった。

あのいつもの『愛してる』は シオンだけに言ってる訳ではなかったんだって……シオンは特別じゃないんだって。

あたしは絶望感に満ち溢れ、 心の限界が来た。

……シオンは 早とちりをしてしまったのだ。

シオン

…ヨロ…ヨロ…

あたしはヨロヨロとした 体で立ち上がった。

そして、クロヱの居る部屋へと向かった。

クロヱ

もう言わせるなよ〜!///

いろは

「ホントに照れしてるでござるな〜w」

クロヱ

……あっははははwww(苛立ちと恥ずかしさ)

クロヱ

シオン寝てるから静かにしないと…!じゃないと睡眠妨害しちゃうし!

いろは

「そうでござるか……ってか沙花叉が静かにすればいい話なんだから!」

クロヱ

確かにw

いろは

『沙花叉〜シオン先輩のこと大切にしろよ〜?』

クロヱ

言われなくてもしてるわっ!!💢

いろは

『www』

クロヱ

で、話に戻るけど"あの日"精一杯遊びたいし、喜ばせたいし…だから____

シオン

ガチャッ
クロヱ………

クロヱ

え?!シオン?!珍しいね途中で起きちゃうだなんて

いろは

「あ、シオン先輩?」

画面越しに映るアイコンはクロヱの同期の後輩、風真いろはちゃん。

いろは

「……切るでござるね…。」

いろは

「プツッ」(通話切)

シオン

…いろはちゃんと何話してたの…?

クロヱ

え?それは……

クロヱ

……(黙り込む)

シオン

……シオンに言えないことなんだ?

シオン

じゃあもういいや。

クロヱ

ご、ごめんなさい。これだけは言えないから…

シオン

クロヱさ……

クロヱ

はい?

シオン

もうシオン達……
同居やめない?

クロヱ

……え?

クロヱ

ちょ、ちょっと、シオン…急に何言って……?

シオン

だから……
同居やめにしようよって

クロヱ

なんでそんなこと……

シオン

クロヱはどうなの?

シオン

このまま…同居し続けたいと思う?

クロヱ

そりゃあもちろん……シオンとずっと一緒に居たいし…

シオン

…シオンは真剣に聞いてるの

クロヱ

私も真剣だし、本気だよ。

シオン

……嘘…

クロヱ

へあ……?嘘なんかじゃ…

自分がホントありえない。

あんなに優しくて可愛くて、 大好きな彼女を疑い、信じきれなかった。

シオン

…じゃあね、明日にはシオンこの家出て行くから

クロヱ

ま、待ってよ!

シオン

大丈夫、もうこれで全部終わるからさ、おやすみ。

クロヱ

私は…ッ
終わらせたくなんかッ…!

シオン

バタンッ(寝室へと戻る)

クロヱ

…………なんで…

シオン

……

シオン

これはクロヱの為なんだ。

シオン

クロヱのような素晴らしい女の子がシオンの元に居て良いはずが無い。

シオン

シオンのことなんて放棄して、クロヱの幸せを一番に考えるよ……

シオン

……ぅ…もうヤダ…

枕に顔を埋めてシオンは そのまま寝てしまった。

今回はここまで!!

それじゃ

さいなら

首輪を付ける2人だけの時間

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...心が...

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