香水

〇〇side

〇〇ちゃんは梵天幹部です 。一応。

最近、彼の帰りが遅い

いつもスマホをいじっているし

喋りかけても無視される事だってある

ｶﾞﾁｬ

ﾌﾜｯ

え.....？

なんで甘い香水の香りがするの？

蘭は甘い香水が嫌いなはず.......

じゃあなんで？

　もしかして、浮気？？

ｶﾞﾁｬ

蘭side

なぜこんなことをしているのか、

それは〇〇への指輪を買うため。

そして、プロポーズする。

早く金を集めるために、

体を売っている。きもい女に。

俺は甘い香水が嫌い

なのに匂いを付けてきやがる💢

〇〇にバレるだろうが💢

でも、〇〇が家で待っているから

早く家に帰る。

俺は香水の匂いを消さずに

家に帰った事を

後悔することになる。

〇〇side

蘭ちゃん、浮気かなぁ

毎日、香水つけてくるもんなぁ

なんで気づかなかったんだろ.....

　ﾎﾞﾌｯ

〜次の日〜

〇〇side

ｶﾞﾁｬ

蘭ちゃんはスマホを置いて

出ていった

ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ

私は蘭ちゃんのスマホを見た

『今日ヤれる〜？♡』

『あんな彼女いいからさぁ〜♡』

と、書いてあった

私は耐えきれず

家から出ていった

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

しばらくゴロゴロしていたら

電話が掛かってきた

兄貴が金を貯めているのは知っていた

〇〇にプロポーズすると言い出した時

俺は涙が出そうだった

　でも、〇〇の恋は応援したい。

そんな時、〇〇に兄貴の事がバレた

正直嬉しかった。

このまま別れてくれればどれだけいいか、

このまま〇〇が俺の事を好きになればどれだけいいか、

そう思った。

俺は悩んだ。

このまま〇〇を連れ去ってしまおうか

そうしたら、兄貴が悲しむ。

俺は_______

何がしたいんだ？

用事というのは嘘。

俺は兄貴に会いに行く。

兄貴は何がしたいのか。

これからどうしたいのか。

〇〇はどうするのか。

〇〇、蘭宅

俺は泣きたかった

いろんな意味で。

兄貴がこんなに怒ってる

こんな兄貴、見たことなかった

嫌だ、〇〇は渡さない、

兄貴と〇〇のためだ。

〇〇は兄貴に失望したに決まってる！

奪え！

違う、〇〇は兄貴に期待してるんだ

ちゃんと話してくれる。と。

違う。

もう、奪ってしまえばいいじゃないか

うるさい！！

俺は____________

アクセサリー店だよ？(((圧

アクセサリー店だからね？？

　ｶﾞﾁｬ

気まずいんだよなぁ

帰りたくないなぁ

俺、笑ってる？

　悲しみを堪えて、笑えてる？？

ﾊﾞﾀﾝ

大丈夫。

これで〇〇が幸せになるなら

俺はこの想いを秘めたままにする

我慢する。

新しい恋を探す。

俺は、諦める.....(泣)

ﾌﾟﾂﾝ

〜次の日〜

ｶﾞﾁｬ

〜車内〜

その頃.....

テンション高いね...←by主

〜着いた〜

　ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ!

蘭ちゃんは久しぶりに

香水の匂いがしなかった。

〜夜〜

色々話して

店員が去り..

7分後

15分後

蘭ちゃんが膝まづいていた

　蘭がベールをめくった

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ