ミカ
もう中学生かー
ミカ
今年こそはぜー対告白するんだからー!!!
サラーサラー
亜紀斗
何叫んでんだー。
亜紀斗
ばっかみてぇー
ミカ
ば、バカとは何よー!
ミカ
これは意気込みで叫んだのにー
亜紀斗
はいはいほらさっさと行くぞ
ミカ
もうおせっかいなんだからー
ミカ
待ってー私も行くー
私が亜紀斗に恋した時はちょうど6年生の時かなー
ミカ
あ、亜紀斗おはよー
亜紀斗
おう、おはよう
その頃は隣同士だったんだー
ミカ
ねー今日テスト返される日だよー!
亜紀斗
あーそだったなー
ミカ
どうしよう亜紀斗ー
亜紀斗
大丈夫だよミカだったらきっと上がってるって
ミカ
うー
ミカ
そうだといいけどー
亜紀斗
大丈夫だって気にするな
亜紀斗
お、授業が始まる
ミカ
あ、ほんとだ!!!
添田先生
はい今日はなんの日かなー?
亜紀斗
はいはいはーい!!!
添田先生
はい亜紀斗くん
亜紀斗
民族の日!
ズドーンッ!!!
ミカ
ちょちょっとち違うでしょ!
ミカ
テストの日ってさっきまで話してたじゃない!
亜紀斗
あーそうか
亜紀斗
ははははは
亜紀斗
なんかすみません
添田先生
いいのよべ別に
添田先生
でわ首席番号順で取りに来てください
添田先生
添田先生
はいミカさん
ミカ
は、はい!!
たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた
亜紀斗
どうだった?上がってた?
ミカ
ううんまた60点...。
亜紀斗
そうか
亜紀斗
ででも大丈夫だよ!!
亜紀斗
次でばんかいすればいいじゃん!
ミカ
亜紀斗
亜紀斗
ん?
ミカ
なんでそんなに私に優しくするの?
亜紀斗
んーなんでだろー
亜紀斗
幼なじみだから?
ミカ
ふーん
ミカ
でも亜紀斗のそういうとこ私は好きだなー
キュン
亜紀斗
て、照れるだろ
亜紀斗
やめろよ!!
ミカ
あーごめんごめん
亜紀斗
まぁーいいけどさ
ゴロゴロっ
ミカ
(あ、鉛筆が)
亜紀斗
(アッ!!)
パチンと手が重なった
亜紀斗
ミカ
うわぁーーー!!
亜紀斗
ごごめん
ミカ
ううん大丈夫!
何私焦ってんだろうこんなの大丈夫なはずなのに!どうして意識しちゃうんだろう
その時から彼をいや亜紀斗を好きになってしまっていたのだ







