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それいけ！我々軍

第58話 - 漢・鬱の波乱万丈な人生⑨

304

2022年09月14日

#我々だ

#wrwrd

#wrwrd!

#軍パロ

#男主

よ

大先生

えーと、ここ押せばいいんやんな?

大先生

こんなん送って大丈夫なんか?
俺どうなっても知らんからな!

そう1人で喚きながら攻撃をしている大先生。ホムラに教えてもらったアプリで攻撃用ウイルスを送った。

大先生

てかこんなん作れるとか何者なんや…。
もはやあいつらが怖いんやけど。

大先生

あれっ、攻撃ちょっと鈍なってる?

大先生

『ホムラ、攻撃効いとるみたいやわ。』

ホムラ

『そうかそうか、よかった。
でもまだ安心するなよ、それがコピーされて送られてくる場合もある！
向こうにそれだけの頭脳があるならの話やけど。』

大先生

『了解。
そっちはどうなん?』

ホムラ

『何とか持ってる。
負傷者も増えてきとるから安心はできんけどな。』

大先生

『わかった。
…シッマ無事?』

ホムラ

『あぁ、元気よく戦ってまっせ。』

大先生

『…そうか、ありがとう。』

ホムラ

『心配か?』

大先生

『まあそりゃ…俺は現場が見えんからな。
ちょっと気になってただけや。』

大先生

『じゃあまたなんかあったら言う。』

ホムラ

『あぁ、じゃあまた。』

実は大先生、コネシマの安否が心配だった。現場の様子がわからない分孤独感も強かったが、親友が無事ということが大きく彼の励みになっている。

大先生

…俺も頑張ろ。

オスマン

大先生〜、大丈夫?

大先生

あ、何とかなっとるで!

オスマン

よかった〜。
ただもうそろそろ攻撃がおさまってもいい頃なんやけどな…。

オスマン

物理攻撃はうちが優勢やし、さっき大きなウイルス送ってくれたおかげで鈍くなるはずやねん。
もう少し頑張ってくれる?

大先生

わかった。

しばらく同じ作業を続けていると、インカムに連絡が入った。

トントン

『なんか敵さんが半分くらい帰って行ってるんやけども…』

大先生

『えぇ、なんでなん?
こっちはおさまってないで?
白旗上げてるんか?』

トントン

『うーん、それやったらいいんやけどな。
とりあえず俺とホムラでそっち行くから続けといてくれるか?』

トントンとホムラが本部に戻り、状況を教えてくれた。

敵の半数が後退しており、幹部が残らなくても対処できるほどになったらしい。

ホムラ

俺攻撃にまわるから鬱は守ることに集中してくれ。

大先生

わかった。

ホムラ

…嫌な予感しかせえへんねんな。
こっちでやべえ攻撃かまされそうでさ。

トントン

俺もそれは思っとる。
もしかしたらでっかいの1発来るかもしれんから備えとけよ。

トントン

はい、コーヒー。
ありがとな、1人でこんな仕事してくれて。

ホムラ

ホンマに。
こんなんほぼ孤独との戦いやからな。

大先生

まあ、みんなも頑張っとるし俺もやらなあかんよ。

大先生は少し照れながらボソボソと呟き、コーヒーを飲んだ。

ピコンッ!

大先生

ん?

大先生が触っているパソコンに一通のメールが届いた。

爆弾投下まで 30:00

大先生

…は?

大先生

ちょ待ってどういうこと!?

ホムラ

はぁ!?
おいおいまじかよ、トントン!

トントン

あぁ、わかった!
『全隊員に告ぐ!
総員避難!
今から30分後爆弾投下の可能性あり!』

ホムラ

鬱、爆弾解除せなあかんわ。
多分ここをこうすれば…

ホムラはパソコンをいじって【投下解除】という画面を出した。

下には暗号のようなものが並んでいる。

ホムラ

これを解いたら解除できるはずやねん…。
お前、やってくれるか?

大先生

え、、俺が…?
でもホムラの方が…!

ホムラ

俺は今から下に行って避難誘導せなあかん。
頼む、お前にしか頼めへんねん！

肩をガシッと掴まれてまっすぐ目を見つめてきた。

断ることは当然できず、大先生はバッとパソコンに目を向けた。

大先生

なんやこれ…何をどうすれば…!

ホムラ

規則性を探すんや。
この数字と何かを結び付ければ、意味のあるものになっていくはず。

大先生

なるほど…

オスマン

こういうのはアルファベットのことが多いよ。
…あとはお願いするで、大先生。

大先生

ｳﾝ…

大先生は生唾を飲んだ。自分がこれを解くしかない。じゃないとみんな消えてしまう。責任で押しつぶされそうだった。

それでも必死に画面と向き合う姿は少しかっこよかった。

大先生

とりあえず、、数字は52文字。
アルファベットに番号をつけると…
んで数字を2個ずつ区切ると…

大先生

え、できたし。
AからIには頭に0をつけりゃいいから…。

画面には、

【投下解除】 2308051404090420080519152209052021140915141920011820 Answer.□□□□ 爆弾投下まで 15:37

と表示されている。

大先生

はぁ、気が滅入りそうやわ!

大先生

えーっと、、
w、h、e、n…

暗号を解いている間にも、タイマーは進んでいく。

大先生

…よっしゃできたで!

大先生

When did the Soviet Union start…?

大先生

え、どうしよ、自信ないんやけど…

大先生

シッマなら詳しいんやけどな…

大先生

『シッマ、おるか?』

ホムラ

『コネシマは今接敵中や!
どうした、何かあったか?』

大先生

『暗号は解けてん!
けどその答えに自信が無い…。
コネシマなら分かんねん!』

ホムラ

『…わかった、なるべく早く連絡させるわ!』

大先生

『頼む…!』

爆弾投下まで 09:28

大先生

早く…早くしてくれ…!

大先生はいてもたってもいられずに、もしものために置いていた武器を持って飛び出した。

大先生

シッマぁ!!

大先生

いたら返事しろぉ!!

ホムラ

え、鬱!?

トントン

あいつ何しとるんや!

コネシマ

え、大先生!?
どうしたんや、今忙しい!

大先生

ソビエト連邦ができたのは何年や!?

コネシマ

そんなもんお前…うわっ!

答えようとした矢先、コネシマに敵がおそいかかる。

大先生

シッマ!

考えるよりも先に体が動いていた。大先生はコネシマを襲った敵に向かって突っ込んで行った。

コネシマ

ありがとう!
助かるで!

大先生

こいつを五分以内に倒さな俺ら全員死ぬからな!

コネシマ

わかった。
お前、行けるか?

大先生

当たり前やろ、ここまで来たら行くしかないねん!

コネシマ

はははははっ!!!
ええやんけ!

コネシマ

あ、ちなみにソビエト連邦ができたんは1922年やで。

大先生

お、おうありがとう…
いや、雰囲気……

作者

作者です、どうも!!

作者

めちゃ長くなっちゃった…

作者

暗号って作るの難しいっすね……

作者

大先生は今ヘタレではありますが、頭は普通にめちゃくちゃいいです。

作者

コネシマも然りですか、我々軍にいる隊員や幹部はみんな賢いです。

作者

勉強面だけではなく、臨機応変さや上手な生き方という面で賢いということになります。

作者

さすがグルッペンの配下にいるものはちゃいますね!

作者

てことであと1話でこのお話も終わりです!

作者

続きをお楽しみに…

作者

それではまた次回お会いしましょう〜!

それいけ！我々軍

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2件

お疲れ様です！！✨ そして好きです((殴これからも頑張ってください！！！！！！

よ

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