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午後の競技が全て終わり
夕方の校庭は少し静かだった
テントの片付け、応援団の余韻、 先生たちの声が遠くで響いてる。
れいは人気のない木陰で、水筒を手に座っていた。
れい
1番会いたい人なんて出てきた時は正直焦った
なのに、一瞬で頭に浮かんだのはそうまの顔だった
全てを忘れてとにかく早くたどり着きたかった
そうまのもとへ
れい
そうま
れい
その声に反応してれいは顔を上げる
そこには、汗も引いて制服に着替えた そうまがいた。
そうま
れい
そうま
れい
れい
そうま
れい
そうま
そうま
れい
そうま
れい
そうま
そうま
れい
そうま
れい
れい
れい
れい
そうま
れい
そうま
れい
そうま
そうまはれいの頭を、そっと撫でた。