コメント
1件
船内 船長帽を被り、帽子には水色のパンダ 金色の月と小さな星が刺繍され1人の男がつぶやく
⁇
港(船外)
1人目 右手には花束を抱え、赤の大きめのキャリーケースをカラコロと引き ふわふわとした口調で男が言う
⁇
⁇
2人目 コンパスやたくさんの書物をカバンに入れ クルーズへカメラを向けシャッターをきった男が満足そうに言う
⁇
⁇
3人目 ヘッドホンをつけベートーヴェンの月光を鼻歌で 歌いながら船に向かう男が言う
⁇
4人目 丸いメガネと文豪のような服をきて手元には手帳とペン 少しだるそうな声の男が言う
⁇
⁇
5人目 白いワイシャツにベストその上に白衣をきて、カバンから見えるのは錠剤? 港にダミ声響かせる男が言う
⁇
⁇
⁇
俺は入った瞬間、テンションが上がってしまいロビーにカメラを向けて叫ぶ
⁇
後ろから笑い混じりに聞こえてくる声に俺は振り向き
⁇
⁇
⁇
きんとき
俺もつられて笑いだし、自分の名前と仕事を言う
⁇
Broooock
ドヤっとするぶるっくは確かに右手に花束を抱えている 誰かにあげる用だろう
きんとき
Broooock
きんとき
Broooock
きんとき
Broooock
俺もぶるっくに手を振って乗船した時にもらった鍵を見て 部屋に向かう
knside
俺の部屋は402号室
部屋の鍵はガラスで作られた一等星の飾りがついていて
きんとき
そう言って俺は部屋のドアを開けると
きんとき
3つある大きな窓のうちの1つはステンドグラスでできていた
でもこれって…
きんとき
ステンドグラスには星座
きんとき
何でステンドグラス、ベガとアルタイルしかないんだ? デネブがない
きんとき
きんとき
部屋は白と青で統一されていて、それに合わせて花も青と白である
きんとき
きんとき
そう言って部屋のドアを開けようとするが
きんとき
ダイヤル式でダイヤルの上にはαとβの文字、そして数字が必要 外からは鍵がない限りは開けれない。
きんとき
俺は部屋を見渡し、電話があることを確認する
きんとき
どこに繋がるかもわからないし、ボタンもない
きんとき
カチャッツーツーツー
『はいー、何でしょうか』
きんとき
『僕にご用件?』
きんとき
『AHAHAw客なんだよね僕も。部屋から出れなくてw』
きんとき
『Broooockですけど』
きんとき
『ぶるっくかよってまさかきんとき?』
きんとき
『一緒じゃんw電話かかってきたから船長さんかと思った』
きんとき
『うーん…きんときの部屋ってどんな感じ?』
きんとき
『部屋の色は違うけどステンドグラスがあるのは同じかな』
『ステンドグラスの模様っていうの?どんなやつ?』
きんとき
きんとき
『デネブ…ね』
きんとき
『知らないんだもんwまあとりあえずきんときの部屋は星座』
『他に何かある?』
きんとき
そう数字じゃなくて英語上から時計回りでN E S W 針は短針と長針の2本だから時計と同じ
『その時計って後ろにネジとかあって動かせたりする?』
きんとき
『きんときの部屋は星座でN E S Wがある』
きんとき
『その何だっけ夏の大三角形のデ…デーw』
きんとき
『そうそれwデネブになりそうなやつない?星とか』
『僕の部屋の鍵みたいにガラス細工でなんか飾りついてるとか』
きんとき
『あぁマジw?それってさ、ステンドグラスにはめれたりしないかな?』
きんとき
『えーじゃあ先に時計の方かぁ時計ってN E S Wだっけ?』
きんとき
きんとき
きんとき
『何?』
きんとき
『東西南北だから…North、East、south、west?』
きんとき
『東西南北だとすると、星座ってなんか関係あるの?』
きんとき
『なるほど、じゃあどっちの針も東に合わせればいいのかな』
きんとき
俺は時計を東に合わせる
カチャッ
きんとき
『え、何?なんかあった?』
きんとき
『うん』
きんとき
『wwwマジかぁwじゃあはめたら出れるかな』
きんとき
『まあはめてみなよ、数字はその後』
きんとき
俺はそう言って、夜空に星をはめる
カチッ
いい音が鳴ってガラスがはまると天井が明るくなる
きんとき
『どうだった?もう出れた?』
きんとき
『ガラスはめてなんかあったって事?』
きんとき
『夏の星座…って何個あるの?』
きんとき
『ダイヤルの桁数は?』
きんとき
『17だったりしてw?』
きんとき
俺はダイヤルを回して17を入れる
きんとき
『どうだった?』
きんとき
『ですよねーw待って待って、じゃあ何が関係あんのw』
きんとき
『いやいやw⁉︎何であんなに助けたのに怪しまれてんの』
きんとき
『僕もだしw』
きんとき
『さっき言ってたダイヤルの上のαとβって星に何か関係ある?』
きんとき
『α星とβ星の数だね、何個づつあるの』
きんとき
きんとき
『それだぁぁぁ、行けーきんとき』
俺は受話器を置いてドアのダイヤルを αは4、βは1に合わせる
ガチャっ
部屋のドアを開き、廊下が見える
きんとき
俺はぶるっくに報告する
『あぁ開いたw?じゃあ次は僕の手伝ってw』
きんとき
『めっちゃ上から目線じゃんwなんかもう仲良しだし』
きんとき
『はいはーいwじゃあ助けてくれるって言うことでw? 僕の部屋の内容言ってくね』
きんとき
brside
きんときの部屋のドアがどうやら開いたらしい
僕もきんときが手伝ってくれるって言うから手伝ってもらう
『じゃあまず部屋の内装言ってくれる?』
Broooock
『花?』
Broooock
『月下美人…名前しか聞いたことないんだけど』
Broooock
Broooock
『月がないのに月下美人あんの?』
Broooock
『デネブな、ステンドグラス以外に何があんの』
Broooock
『花札?…』
Broooock
『その5 9 10 24の数字の意味とかって何なの?』
Broooock
Broooock
『入れればいいじゃん』
Broooock
『入れろ入れろ、入れてみよw』
Broooock
『危ない橋渡るのもありかなって』
Broooock
『いいから入れてみなよ、なんかあるかもしんないじゃん』
Broooock
僕は花札の箱を開けてそれぞれ光、種、短冊、カスに分ける
『聞くんだけど、花札で7月って何?』
Broooock
『俺の誕生日7月なんだよね、だから気になっただけ』
Broooock
『ふぅん』
Broooock
『いいだろ別にwで、仕分けは終わったの?』
Broooock
Broooock
カチッ
Broooock
『どうだった?』
Broooock
『続きは?』
Broooock
Broooock
『光を足せって何?もう全然わかんないんだけど』
Broooock
『知らない』
Broooock
『名前だけ知ってる気がするけどw』
Broooock
Broooock
『じゃあそれなんじゃない?』
『俺は花札とかわかんないからぶるっくが思った事を試すのが 今1番脱出するのにいい手段だと思う』
Broooock
Broooock
『なるほどね』
Broooock
Broooock
『俺いなくてもできるじゃーんw』
Broooock
僕はドアの暗証番号に30と入れ決定を押す
ガチャッ
Broooock
『開いた?』
Broooock
『俺もだし、一回会おうぶるっくの部屋どこ』
Broooock
ピーンポーンパーンポーン⤴︎
Broooock
えーPOLAR NIGHT CREASEに乗船いただきありがとうございます 乗客の皆様はロビーにお集まりください
ピーンポーンパーンポーン⤵︎
Broooock
『じゃあまた後で』
Broooock
僕ときんときは通話を切ってさっき開いたドアから廊下に出る
ロビーって何するんだろう
ふいーとりあえずここまで、きんとき、Broooock部屋脱出成功 最初に出会ったのは金ブロでした。 まだ出てきてないメンバーいるけど次回から登場かな?
それではまた次のお話で