女1
待て!
男2
おい!お前!戻ってこい!
女の子1
やだ!!誰か助けて...
何やら外が騒がしい。何があったのだろうか?
カイト
なんだ?施設の前が騒がしいぞ?
コウタ
だよなぁ?
レイヤ
どしたんだろ?
女の子1
来ないで!!あっち行ってよ!
サナ
何〜どうしたの?
女1
止まれ!!
女が女の子を連れて行こうとしているみたいだ。
レイヤ
やめてあげて下さいよ。嫌がってますよ?
女1
うるさい!他所が口出すな!
バシッ!
女がレイトを叩いた。
レイヤ
いっつ...
女の子1
やめて!他の人には被害を加えないで!
女1
じゃあ、お前が戻れば?
女の子1
なっ...
男が女の子の口を塞いだ。
女の子1
やめてっ!誰か助けてェ...
男は女と顔を見合わせて笑っている。
カイト
嫌がることを無理矢理やらそうとしないでください!
コウタ
そうですよ!
レイヤ
警察呼びますよ!
よく見ると、女と男の服は綺麗だが、女の子の服は汚らしい。
女の子には、傷跡が残っている。虐待されているのだろう。
女1
チッ!覚えておけ!
男と女は帰っていった。
レイヤ
大丈夫?
女の子1
あ...はい...大丈夫で...
レイヤ
!!
女の子が倒れた。疲れていたのだろう。
レイヤ
どうする?
コウタ
まず中に入らせてあげよう!
カイト
そうだな。
サナ
どうやって運ぶの?
カイト
サナ!頼むわ。
サナ
えっ!私!?
レイヤ
頼む。
コウタ
俺らじゃなんかさ...
サナ
わかったよ。つーかこの子可愛くない?美人だわ〜
レイヤ
確かに可愛い。
コウタ
うん。
カイト
本当。
サナ
まっ、連れていこ!寒いしさ。
サナたちは女の子を中に入れた。