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S
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S
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S
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補導されなきゃ何時でも？ww
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りうちゃんが小さく笑う
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⋯⋯それにたぶん、僕も。
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気に食わないだけだし//
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って久しぶりだよね
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からは3人でいることが多かったしね
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って考えたらびっくりだけどね、w
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L
H
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L
ほとけっちはどっちがいいと思う？
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L
ほとけっちセンスないんだった
H
ためなら本気で選ぶのに！！
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H
可愛いけどりうちゃんスタイルいいから
こっちのコートのほうが映えるかな〜って思う
L
センスないほとけっちのくせに
H
考えてもらっちゃったからね、
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このコート買おうかな〜⋯
H
L
いい感じのマフラーあった？
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L
あんま合わない店だったかも
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りうらが見たかっただけだし
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H
ぱんけぇき。
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H
店員
コト、
H
ほとけっちが写真を撮って話しかけてくる
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完璧にマッチしたフルーツとホイップ！
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たまにはこういうのもいいかも、
まあでも、こんなに食べられる 自信ないから来るときはほとけっちとこよw
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こっちかな、って思うんだけど…
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L
なるかも。ありなんじゃない？
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L
H
L
ヒラヒラのとあるじゃん
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L
さけてたほうが映えそうではあるけどね、
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H
僕は思わず躊躇って立ち止まる
男
L
男
男
男
男の手を振り払ってりうちゃんが言う
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男
ていうか、あれ僕が助けなきゃ行けないやつだよね
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H
男
え、僕まで⋯？
男
そう言うと男の1人が僕の腕を掴む
ガシッ
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ドスの効いた声が地を這う
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ほとけっちに触ってんじゃねぇよ
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りうちゃんの豹変ぶりに 男たちがそそくさと去っていく
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H
おじさんかと思ったwww
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H
L
L
むしろ普通に応じてたよ？w
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L
⋯すごい、かっこいい
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L
H
いいんだ、伝えなくても。
僕らは建物の外へ出る
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H
L
H
L
そう呟いて目を細めるりうちゃん。
時間もあって人はまばら
りうちゃんもイルミネーションも鮮明に見える
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H
L
本音が、溢れる。
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H
震えた声でほとけっちが言う
L
H
言われても困るよね、ッ
H
ほとけっちが視線を落とす
L
H
驚いた顔のほとけっちを無視して りうらは続ける
L
優しくしてくれるのほとけっちだけだし
L
心があったかくなるっていうか⋯//
今も、うれしくて、あったかいのに
締め付けられるように苦しくて、 ほとけっちでいっぱいになる。
手は冷たいのに、 顔は燃えるように熱い
L
「好き」とは、違う⋯？
H
H
ぱぁっとほとけっちの顔が華やぐ
H
差し出される手。
りうらはその手を取って答える。
L
「好き」って思うのも
付き合いたいと思うのも
全部、ほとけっちだけだ。
L
世界が、淡く滲んだ。
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