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思い出すだけでも辛い学校生活。
あの四人さえいなければ…と思っても事実は変えられない。
ここ数日は夜になったらベッドに潜って泣く事が自分にこびり付いていた。
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俺はこの時知らなかった。
いむくんに最悪の事実が回っていることを。
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ずっと待っていても鳴りやまない電子音。
その裏を搔けば、いむくんが応答出来ないという風にも読み取れる。
長い間待っていた時間。
ようやく応答に出たのはいむくんではなく…
先生だった。
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初兎?
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その言葉で思考が停止した。
しかも遠くから聞こえるはずない声が鳴り響いていて、体が硬直した。
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一瞬硬直したときに脳から沸き上がった
”怒り”
僕だけじゃない、いむくんまで被害に遭っているのならば、助ける他に選択肢は残されていなかった。
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その声はどこから声を出したか自分でも分からないくらいの憎しみを含んだ重低音。
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二回電子音が鳴った後にホームへ戻った自分の携帯。
自分から絶った。
自分から切り捨てた。
自分ならまだいい、
”片思いの彼を助ける”ために。
ピーンポーン…
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その怒りをいむくんに向けているわけではない。
全てあの教師らへ…。
数分待たせといて出たのは…
いむくんだった。
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出てきたいむくんの後ろの人影を認識し、いむくんを置いて人影を呼ぶ。
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全て怒りだけに委ねた言葉を吐き捨てる。
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軽くいむくんを抱えながら言ったその瞬間に俺の手はいむくんを離した。
なぜなら俺が
手を掴まれたから。
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その意味がすぐに理解できた。
頭の回転が妙に速い今なら適切な判断も下せる。
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「いむくんを離してくれるなら。」
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少し休憩した後だからか、いむくんは即座に叫ぶ。
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いむくんがそう言っても、もう遅い。
俺は悠佑先生に手首を掴まれ、その上にIf先生に片手で抱かれてるから。
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…カランカランッ
乾いた金属とアスファルトの擦音が夜に響く。
俺はいむくんに自分の家の鍵を投げていむくんの家へ四人と入る。
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ガチャ……
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始まった直後に四人に呑まれてしまった自分を少し後悔しながら 必死に足掻いた。
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翌日:昼休み…
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もう…こんな遊んでる暇じゃない時でもカマかけてくるしょうちゃんは嫌い…
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その途端、しょうちゃんは崩れ、左手を口にかざしていた。
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僕は急いでしょうちゃんの隣にしゃがみ、看護をした。
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その一言をしょうちゃんに被せ、ひとまず保健室まで行った…
のに…
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タイムカードを見ると、印が押されていない。
それを見て、しょうちゃんはさらに青ざめ、今に意識を失ってもおかしくない状況になってしまった。
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その瞬間、まるで僕たちを監視していたかのようにタイミングよく…
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四人が入って来た。