僕の命の歌で
〇〇
私ね、鳥になりたいんだ…
さんど。
なんで?
💭(〇〇が命を
大事にすればいいのに)
💭(〇〇が命を
大事にすればいいのに)
〇〇
だって、誰にも縛られないで
自由に生きられるんだもん…
自由に生きられるんだもん…
僕の家族の歌で
〇〇
誰にも愛されなかったしさ!
さんど。
〇〇…
💭(〇〇が愛を
大事にすればいいのに)
💭(〇〇が愛を
大事にすればいいのに)
〇〇
別にいいよね…?
さんど。
そんな事言って……
〇〇
本心は!
〇〇
欲しかったのは共感だけ…!
〇〇
欲にまみれた常人の
〇〇
なりそこないが僕だった…ッ
さんど。
…ッ
苦しいから歌った
〇〇
悲しいから…歌った
〇〇
"生きたい"から歌った!!
さんど。
ただのエゴの塊だった
こんな歌で誰かが
〇〇
救えるはずないんだ!
〇〇
笑えるよね……
祭 雛子
だけど…!
祭 雛子
私は!
祭 雛子
"〇〇"の神様になりたかった!
〇〇
!?
〇〇
雛ちゃん……(泣)
さんど。
雛子ちゃん…
祭 雛子
こんな歌で
祭 雛子
〇〇のジュクジュク腐った
傷跡が埋まるもんか!
〇〇
雛ちゃん…ッ
祭 雛子
〇〇、ギュ
〇〇
雛ちゃん、ッ
君を抱きしめたって
〇〇
うわぁぁぁ!!!
叫んだって
いじめっ子
お前なんか誰からも
必要とされてないんだからさぁ
必要とされてないんだからさぁ
なにも現実なんて変わるもんか
いじめっ子
"消えろよ"
〇〇
自由にっ…
〇〇
なりたいよ…!
がむしゃらに叫んだ曲なんて
〇〇
僕がスッキリするだけだ!!!
〇〇
…欲しかったのは
共感だけ
さんど。
でも君も救いたかった…!
〇〇
さ、んど……(泣)
僕は無力だ、
僕は無力だ…
僕は無力だ……
僕は無力だ……!
僕は無力だ!
ぷちぷち<P
…ッまた階段から落ちちゃった
ボロボロに
落ちて
ぷちぷち<P
落ちて
落ちて
ぷちぷち<P
かさぶたになった傷で
ぷちぷち<P
誰かと話したい……
馬鹿みたいな話
ぷちぷち<P
〇〇に救われたよ
ぷちぷち<P
〇〇のおかげで生きたいと思えた
〇〇
…ああ、そうかい
〇〇
変わったのは
ぷっちー自身のおかげでしょ?
ぷっちー自身のおかげでしょ?
〇〇
よかったね
飛び石のしゅん
子供の頃は自分も
飛び石のしゅん
"素敵な"大人になるって
飛び石のしゅん
思っていたんです……
飛び石のしゅん
ていうか素敵な大人になって
飛び石のしゅん
自分を救いたいって思っていました
〇〇
そっか、でも、時が経って
〇〇
僕達が成すのはボロボロの
〇〇
泥だらけの自分で
〇〇
生きるのに精一杯
〇〇
ゲロ吐くように歌う日々だ
飛び石のしゅん
……ッ分かってますよ、
ぷちぷち<P
何度だって歌った
ぷちぷち<P
かさぶた剥がれるほど歌った
ぷちぷち<P
生身の俺で
ぷちぷち<P
君の神様になりたかった
〇〇
こんな歌で…ッ
ぷちぷち<P
…〇〇のジュクジュク募った
〇〇
痛みが癒せるもんかッ!
ぷちぷち<P
ギュッ
〇〇
ッ
君を抱きしめたって
叫んだって
〇〇が
苦しいことは
変わらないや
〇〇
グラグラで叫んだ曲なんて!
〇〇
僕も実際好きじゃないやッ
ぷちぷち<P
欲しかったのは
〇〇
共感だけ……ッ
〇〇
それじゃ誰も救えないや…!
〇〇
僕は無力だ……ッ
僕は無力だ………!
ぷちぷち<P
俺は無力だ…!
僕は無力だ…!!
僕は無力だ…
飛び石のしゅん
生きた証が欲しいとか…
ぷちぷち<P
誰かに称えて欲しいとか…
祭 雛子
そんなのはさほど重要じゃない
さんど。
どうせ落ちぶれた命だ…
〇〇
誰かを救う歌を歌いたい…!
〇〇
誰かを守る歌を歌いたい…ッ
ぷちひなしゅんさん
"〇〇を救う歌を歌いたい"
〇〇
無理だ…ッ
さんど。
君は君が勝手に
祭 雛子
君のやりかたで
飛び石のしゅん
幸せになれる
ぷちぷち<P
こんな歌で君のジュクジュク腐った
ぷちぷち<P
傷跡が埋まるもんか!
飛び石のしゅん
君を抱きしめたい叫んであげたい
飛び石のしゅん
君の傷跡も痛みも全部!!
さんど。
でも所詮君は強い
さんど。
君はきっと一人で
前を向いていくんだ!
前を向いていくんだ!
祭 雛子
それならばいい
祭 雛子
だけどもし涙が
こぼれてしまう時は!
こぼれてしまう時は!
ぷちぷち<P
君の痛みを!
祭 雛子
君の辛さを!
飛び石のしゅん
君の弱さを!
さんど。
君の心を!
ぷちひなしゅんさん
僕の無力で!
ぷちひなしゅんさん
非力な歌で!
汚れた歌で!!
〇〇
…ッ
ぷちひなしゅんさん
歌わせてくれよ!
〇〇
僕は無力だ…ッ
〇〇
僕は無力だッ!
〇〇
僕は神様になれなかったッ
ぷちひなしゅんさん
僕は無力だ!!
僕は無力だ…ッ!
ぷちひなしゅんさん
無力な歌で君を…!
救いたいけど……!
救いたいけど
〇〇
みんなッ、ありがとう…ッ
〜完〜







