太宰
太宰
太宰は一人、自室でソファに寝転がり欠伸をしていた
今日は休日ということもあり何もする事はない
太宰
気の済む迄寝てようかなと考えた時……
ガチャッ……ドド…ッ
突然大きな足音が聞こえ部屋のドアが勢い良く開けられた
太宰
誰が来たのかは見なくても解った様で目を瞑りながら云う
中也
中也
太宰
太宰
半ば呆れながら中也の方を向いた途端、言葉が止まった
中也
中也
そう自慢げに見せてきたのは
沢山耳に付けたピアスだった
太宰
髪型も少し変わっており、16歳の時のように後ろで軽く結んでいた
何よりも両耳に沢山付いたピアスに驚かされた
中也
子供のように目を輝かせて聞いてくる
太宰
確かに中也の雰囲気に沢山のピアスは良く似合っていた
少し長めの揺れるピアスが特に綺麗だ
太宰
…まぁそんな事絶対云わないけど
中也
中也
息をついては部屋着に着替え始める
太宰
太宰
中也
中也
中也
中也
太宰
中也
中也
太宰
話す中也の顔をじっと見ているとある事に気が付く
太宰
中也
太宰
中也
中也
そして中也はべ…とピアスが見える位に軽く舌を出す
太宰
太宰
中也
何処か嬉しそうににやりと笑う
太宰
素直に格好良いと思ってしまい、何処か照れくさくなって顔を逸らす
太宰
太宰
ソファから起き上がりドアへ向かおうとする
中也
太宰
中也
太宰
太宰
中也
中也
太宰
太宰
中也
軽く頬を染めて中也の横を通り過ぎた時…
中也
太宰
ぐい…ッと腕を引っ張られ引き寄せられた
太宰
そして腰に手を回し、唇に噛み付いてくる
太宰
太宰
一瞬口が開いたのを見逃さずに中也は舌を滑り込ませる
中也
太宰
太宰
逃げられないように太宰の片手首を掴む
そして舌が絡み合った時、中也が付けているピアスがぐり…とあたった
太宰
突然舌を押され躰が跳ねる
中也
そんな太宰の反応を見て中也は悪魔のように笑った
太宰
太宰
そう気付いた時にはもう遅かった
逃げられないようにと掴まれている手を振りほどこうとするが全く動かない
其れどころか更に強くなったように思えた
太宰
中也は何時も揶揄ってくる仕返しとでも云うかのように太宰の舌を掻き回し始めた
太宰
太宰
口の片端から唾液がつぅと流れる
徐々に快楽に呑まれて行き、ついに力がなくなり腰が抜けた
中也
元々腰に手を回していた中也の手に力が入り支えられる
太宰
やっと離れられたが息が荒れ、中也にもたれ掛かる
中也
中也
満足気な顔をしては悪戯に笑う
太宰
中也
太宰
太宰
不貞腐れた様に云うが顔は火照った儘の様だった
中也
中也の肩に顔を埋める太宰の頭を撫でる
中也
中也
中也
中也
すると太宰がゆっくりと顔を上げ、上目遣い気味にじっと見詰めた
太宰
中也
中也
中也
中也
太宰
太宰
太宰
目線を逸らして恥ずかしそうに笑いながらそう云った
中也
太宰
太宰
中也
太宰
ドアノブに手を掛けては振り返って
中也
太宰
中也
太宰
中也
中也
そしてドアを開け寝室へと向かう中也
太宰
…あんな事云うんじゃなかったと、既に後悔している太宰でした
ちゃんちゃん
コメント
116件
エッ〇や
ちゃんちゃん♪…グフフフフ…美味しいぜ…()