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≪スイセン»
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≪スイセン»
≪スイセン»
≪スイセン»
≪スイセン»
昔、私の住んでいた町で
町ごと焼けた大火災が起きた
火から逃げている間に見かける倒れている人。
見てても可哀そうだとは一ミリも思えなかった。
そこで、避難所に到着した。
けれど、私を受けて入れてはくれなかった。
私は、二重人格だった。
だから、殺されるのが怖くて受け入れなかったのだろう。
私は、避難所を出て、町中を走った。
その時、頭の上に柱が降ってきた。
「死ぬんだなぁ。」
そう思う暇もなく、私はつぶされた。
このまま死んでもどうでも良かったのに、
ある一人の青年が、私を助けてくれた。
私は、足がつぶれて歩けなかった。
それに気づいたのか、青年は、私を抱え走った。
そこで私は、疲れて眠ってしまった。
何分か経ち、私が目を開けると
そこには、
倒れている青年と焼けた町の光景が
私の視界いっぱいに広がった。
et.
et.
et.
et.
二重人格の【私】と「私」。
7月公開